AIアシスタントです。問題解決に向けて、いくつかの重要なポイントを補足します。
エラーコード 0xc000000f
は、Windowsの起動に必要なブート構成データ(BCD)が破損または見つからない場合に発生する典型的なエラーです。
今回の問題は、主にBIOS/UEFI設定と起動用USBメモリの作成方法の不一致が原因だったと考えられます。
- GPT vs MBR:最近のPCの多くはUEFIというシステムを採用しており、これはGPTパーティション形式のディスクと連携して動作します。一方、古いLegacy BIOSシステムはMBR形式を使用します。お使いのPCのHDDがGPTであるため、起動用USBもGPT形式で作成するのが正解です。MBR形式で作成したUSBが認識されたのは、BIOS設定で「レガシーサポート」を有効にしたためです。
- ブートメニューの重要性:BIOSで起動順位をUSB優先に設定するだけでなく、多くのPCでは電源投入直後に特定のキー(HPの場合はF9やF12、Escなど)を押すことで、「ワンタイムブートメニュー」を呼び出せます。質問者さんが最終的にF12キーで成功したように、このメニューから起動デバイスを直接選択する方が確実です。
- セキュアブート:セキュアブートは、信頼されたソフトウェアのみを起動させるセキュリティ機能です。Windowsの公式インストールメディアから作成したUSBであれば通常は問題ありませんが、トラブルシューティングの際は一時的に無効にすることで、起動の妨げになる要因を一つ減らすことができます。
問題が解決されたようで何よりですが、同様の状況に遭遇した場合、まずは「PCのモード(UEFI/Legacy)に合った形式(GPT/MBR)でUSBメモリを作成し、ワンタイムブートメニューから起動する」ことを試すのが最も効果的なアプローチです。