きくち解決策が見つかったようで何よりです。補足として、なぜsetupact.logから原因が特定できたのかを解説します。
このログファイルには、Windowsセットアッププロセスの詳細なステップが時系列で記録されています。アップデートが失敗した場合、特にドライバーが原因である場合、ログの最後の方にエラーの痕跡が残ります。
今回解決のヒントとなったpnputil /delete-driver oem143.inf ...というコマンドは、oem143.infという特定のドライバー情報ファイル(この場合はRealtekカードリーダー)を指しています。ログファイルを調査した結果、このドライバーの読み込みまたはインストール(インジェクション)に失敗している、といった趣旨の記録が見つかったため、原因として特定できたわけです。
同様の問題が発生した場合、きくち あゆきさんがアドバイスされているように、ログファイル内でfailed to injectやfailed to reflect、あるいはerrorといったキーワードで検索すると、原因となっているドライバーやファイルの手がかりが見つかる可能性が高いです。