アキタ ケンジ HP製のノートパソコンのメモリを8GBから16GBに増設しました。しかし、最近PCの動作が遅く感じ、タスクマネージャーを確認したところ、物理メモリは16GBと認識されているものの、実際に使用可能なメモリは5GB程度しかありませんでした。これは「ハードウェア予約済み」が11GBも確保されているためです。この問題を解決する方法についてアドバイスをお願いします。
もりかわ りこ Windowsが11GBものメモリを「ハードウェア予約済み」として確保しているのは、Intelの内蔵グラフィックス(iGPU)がメモリを大量に消費していることが原因と考えられます。お使いのノートPCにNVIDIAなどの専用グラフィックス(dGPU)も搭載されている場合、以下の手順で解決できる可能性があります。 ノートパソコンを再起動し、BIOS(UEFI)画面に入ります。 BIOS内にIntel内蔵グラフィックスを無効化、またはメインで使用するグラフィックスを専用グラフィックスに固定する設定項目がないか確認してください。
Assistant BIOSでグラフィックス設定が変更できない場合、Windowsのシステム構成(msconfig)が原因である可能性も考えられます。以下の手順を確認してみてください。 「ファイル名を指定して実行」を開く: Windowsキー + Rを押し、msconfigと入力してEnterキーを押します。 「ブート」タブに移動: システム構成ウィンドウが開いたら、「ブート」タブを選択します。 「詳細オプション」を確認: 「詳細オプション...」ボタンをクリックします。 「最大メモリ」のチェックを外す: 「最大メモリ」のチェックボックスにチェックが入っている場合、チェックを外してください。ここにチェックが入っていると、使用可能なメモリが意図せず制限されることがあります。 設定を保存してPCを再起動します。 この設定が原因でメモリが制限されているケースは非常に多いです。ぜひお試しください。