無事に解決されたとのこと、何よりです。今後のために、同様の状況について少し解説させていただきます。
OSが含まれるCドライブのパーティション操作、特にデータが大量に入ったパーティション同士の直接結合は、非常に時間がかかり、リスクも伴う作業です。
今回のように処理が長時間停止して見える原因は、主に以下の点が考えられます。
- 大量のデータ移動: パーティションのファイルシステム構造を再構築しながら、物理的にデータを移動させるため、膨大な時間がかかります。
- リソース不足: メモリが4GBと少ないこと、そしてOSが使用するCドライブの空き容量が極端に少ないことから、仮想メモリ(ページファイル)のやりくりが非常に困難になり、処理速度が著しく低下した可能性があります。
今後、パーティションを拡張する際は、以下の手順を踏むとより安全かつ高速です。
重要データのバックアップ: 何か問題が起きても復元できるよう、必ず事前にバックアップを取得してください。データの退避: 拡張したいパーティション(この場合Fドライブ)の中身を、外付けHDDなどに一時的に移動させます。パーティションの削除: 空になったFドライブのパーティションを削除し、「未割り当て領域」にします。パーティションの拡張: Cドライブを選択し、「パーティションの拡張」機能を使って、隣接する「未割り当て領域」の分だけ拡張します。この「拡張」
という手順は、データを移動させながらファイルシステムを再構築する「結合」
よりもはるかに高速で安全です。