Windows Updateの自動更新をより詳細に制御したい場合、特にWindows 10 Pro以上のエディションをお使いであれば、ローカルグループポリシーエディターを使用する方法が効果的です。これにより、更新プログラムの通知のみを行い、ダウンロードとインストールは手動で行うように設定できます。
以下の手順で設定可能です:
Win
+ R
キーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログに gpedit.msc
と入力してEnterキーを押します。左側のペインで、[コンピューターの構成] → [管理用テンプレート] → [Windows コンポーネント] → [Windows Update] の順に移動します。右側の設定一覧から「自動更新を構成する」をダブルクリックします。開いたウィンドウで「有効」を選択します。左下の「オプション」セクションにある「自動更新の構成」のドロップダウンメニューから、「2 - ダウンロードと自動インストールを通知」を選択します。[適用]をクリックし、[OK]でウィンドウを閉じます。この設定により、更新プログラムが利用可能になると通知が表示されますが、勝手にダウンロードやインストールが開始されることはありません。「設定」アプリのWindows Update画面から、ご自身のタイミングで更新を実行できます。
注意:この方法はOSのセキュリティ更新が遅れる原因となります。重要な更新を見逃さないよう、定期的に手動で確認・適用することを強くお勧めします。