Windows Updateでエラーコード 0x8007000d
や 0x8007000e
が発生する場合、更新データやシステムコンポーネントの破損が主な原因として考えられます。問題解決のため、以下の手順を優先度順に試すことをお勧めします。
1. Windows Updateコンポーネントのリセット
最も効果的な方法の一つです。管理者権限でコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを順に実行して、更新キャッシュを完全にクリアします。
net stop wuauserv
net stop cryptSvc
net stop bits
net stop msiserver
ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.old
ren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.old
net start wuauserv
net start cryptSvc
net start bits
net start msiserver
2. システムファイルのチェックと修復
システムファイルの破損をスキャンし、修復します。上記と同様に管理者権限でコマンドプロンプトを開き、実行してください。
sfc /scannow
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
3. 手動でのインストール
Microsoft Update カタログから、お使いのシステム(x64またはx86/32ビット)に合った更新プログラムをダウンロードし、手動でインストールします。これにより、ダウンロード時のエラーを回避できる場合があります。
4. インプレースアップグレード(修復インストール)
上記の方法で解決しない場合の最終手段です。個人ファイルやアプリを保持したままWindowsを上書きインストールすることで、多くの根深い問題を解決できます。