ご質問ありがとうございます。
「Microsoft Remote Desktop」と「リモートデスクトップ接続」は、どちらもWindowsコンピュータにリモート接続するためのアプリケーションですが、異なるものです。
主な違いは以下の通りです。
- Microsoft Remote Desktop (ストアアプリ版)比較的新しいアプリケーションで、モダンなUIが特徴です。Microsoft Storeからダウンロードしてインストールします。
- リモートデスクトップ接続 (mstsc.exe)従来からWindowsに標準搭載されているアプリケーションです。長年デザインに大きな変更がありません。
機能的にはほぼ同等ですが、新しい「Microsoft Remote Desktop」の方がパフォーマンスや互換性の面で優れている場合があります。
ご指摘の脆弱性 CVE-2023-28290
に関しては、これはWindows Server側のリモートデスクトップサービスに存在する脆弱性です。そのため、どちらのアプリケーションを使用して脆弱なサーバーに接続した場合でも、情報漏洩のリスクにさらされる可能性があります。
マイクロソフト社からセキュリティ更新プログラムが公開されていますので、早急な適用をご検討ください。
CVE-2023-28290 - セキュリティ更新プログラム ガイド - Microsoft - Microsoft Remote Desktop app for Windows の情報漏えいの脆弱性