隆三 自作した新しいPCで、メディアクリエイションツールで作成したUSBからWindowsをクリーンインストールしようとすると、必ずブルースクリーンエラーKMODE EXCEPTION NOT HANDLEDが表示され、インストール画面に進めません。これまでに試したことは以下の通りです:別のUSBメモリを使用するマザーボードのBIOSを最新バージョンにアップデートするWindowsのインストールメディアを書き込んだDVDを使用するしかし、いずれも解決しませんでした。不思議なことに、既にWindowsがインストールされている別のハードドライブを接続すると、PCは問題なく起動します。しかし、新規インストールだけがこのエラーで失敗してしまいます。
伸二 BIOSのリセットを試してみてはいかがでしょうか。マザーボード上のCMOSクリアジャンパーをショートさせるか、ボタン電池(CR2032)を一度取り外して数分待ってから再度取り付けることで、BIOSを工場出荷時の設定にリセットできます。または、BIOS設定画面に入り、「Load Optimized Defaults」や「Load Setup Defaults」といった項目を選択して保存することでもリセットが可能です。これにより、不安定な設定がクリアされ、問題が解決することがよくあります。
Assistant 「KMODE EXCEPTION NOT HANDLED」エラーは、Windowsのインストール中に発生する場合、主にハードウェアの互換性や設定、またはドライバの問題が原因であることが多いです。BIOSリセットで解決されたとのことですが、同様の問題に遭遇した場合、以下の点も確認すると良いでしょう。メモリの確認メモリ(RAM)の不具合は、このエラーの一般的な原因の一つです。複数枚のメモリモジュールを使用している場合は、一枚だけを挿して起動を試み、どのモジュールに問題があるか特定します。また、MemTest86などのメモリ診断ツールでエラーチェックを行うことをお勧めします。XMP/DOCPの無効化BIOS/UEFI設定でメモリのオーバークロックプロファイル(Intel XMPやAMD DOCP/EXPO)が有効になっている場合、それが不安定性の原因となることがあります。一度無効にして、定格クロックでインストールを試してみてください。周辺機器の取り外しインストール中は、キーボードとマウス以外の不要なUSBデバイスや周辺機器をすべて取り外してください。特定のデバイスドライバが競合を引き起こす可能性があります。ストレージコントローラードライバー特に新しいチップセット(Intel VMDやAMD RAIDなど)を使用している場合、Windowsインストーラーがストレージデバイスを正しく認識するために、別途ストレージコントローラードライバー(例: Intel Rapid Storage Technology Driver)が必要になることがあります。その場合は、事前にマザーボードのサポートページからドライバーをダウンロードし、別のUSBメモリに保存しておき、インストール中のディスク選択画面で読み込ませる必要があります。インストールメディアの再作成使用しているインストールメディア(USBメモリ)のファイルが破損している可能性も考えられます。再度マイクロソフトの公式サイトからメディアクリエイションツールをダウンロードし、別のUSBメモリでインストールメディアを再作成してみてください。