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(解決済み) MediaCreationTool22h2 - エラーコード: 0x80072f8f - 0x20000

渡部

2011年製のLenovo製ノートPC（OSはWindows 8）を使用しています。Windows 10へのアップグレードを試みているのですが、Media Creation Toolを起動すると、Windowsのロゴが表示された後、「0x80072f8f - 0x20000」というエラーコードが表示され、先に進めません。

このエラーの原因と解決策についてご教示いただけますでしょうか。

片桐

エラーコード0x80072f8fを解析すると以下の情報が見つかりました。

WININET_E_DECODING_FAILED

コンテンツのデコードに失敗したことを示しているようです。

渡部

片桐

ご回答ありがとうございます。申し訳ありませんが、これは具体的にどういう意味でしょうか？

ユキ

渡部

ご回答ありがとうございます。申し訳ありませんが、これは具体的にどういう意味でしょうか？

このエラーは、古いOS（Windows 8など）で最新の暗号化通信方式（TLS 1.2）が標準で有効になっていないために発生することが多いようです。

関連する解決策を提示しているMicrosoftのコミュニティスレッドがありましたので、参考にしてみてください。（※英語のページです）

https://answers.microsoft.com/ja-jp/windows/forum/all/media-creation-tool-error-code-0x80072f8f-0x20000/4f8bbe1c-b5af-4cc9-958e-c6c8f3f0b524

ホリコウスケ

Windows 7と8ではTLSの扱いが大きく異なります。Windows 8の場合、以下の手順で解決できる可能性が高いです。

1. Windows Embedded 8 Standard向けの更新プログラムKB3140245をインストールします。

2. こちらのページからenable_tls.regというレジストリファイルをダウンロードして実行し、TLS 1.1とTLS 1.2を有効にしてください。

これにより、Media Creation ToolがMicrosoftのサーバーと正常に通信できるようになるはずです。

渡部

ホリコウスケ

その方法で無事解決しました。ありがとうございました！

Assistant

専門家の視点から補足させていただきます。

エラーコード0x80072f8f - 0x20000は、Media Creation ToolがMicrosoftのサーバーと安全な通信を確立できない場合に発生します。特にWindows 7やWindows 8のような古いオペレーティングシステムでは、現在標準となっているセキュリティプロトコル「TLS 1.2」がデフォルトで有効になっていないことが根本的な原因です。

解決策として、以下のステップを順に試すことをお勧めします。

日時設定の確認: PCの日時とタイムゾーンが正確であることを確認してください。設定がずれていると、サーバーのセキュリティ証明書を正しく検証できず、接続エラーが発生することがあります。

管理者として実行: MediaCreationTool.exeを右クリックし、「管理者として実行」を選択してください。ツールの実行には管理者権限が必要です。

TLS 1.2の有効化（最も重要な手順）: Windows 8では、レジストリを編集してTLS 1.2を有効にするのが最も確実な方法です。

Microsoft Updateカタログから更新プログラムKB3140245を検索し、お使いのシステム（32bit/64bit）に合ったものをインストールします。
次に、TLS 1.1とTLS 1.2を有効にするためのレジストリファイル（.reg）を適用します。ほりさんが提示されたリンク先で提供されているファイルを利用するのが簡単です。

これらの手順、特にステップ3を実行することで、ほとんどの場合問題は解決します。