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「C:\Users」フォルダ内の不要なユーザーフォルダを安全に削除する方法は？

宗太

PCのストレージ容量不足に悩んでいます。

原因は、以前このPCを使用していた他のユーザーのフォルダが、仮想マシン（VM）のイメージや大量のファイルで肥大化していることです。これらのユーザーは既に退職しており、PCにログインすることはありません。

解決のため、まず設定メニューの「アカウント > 家族とその他のユーザー」からアカウントの削除を試みましたが、関連データを完全に削除するオプションが見つかりませんでした。

次にC:\Usersフォルダから直接手動で削除することも考えましたが、システムに悪影響を与えるリスクを懸念して実行には至っていません。このような状況で、最も安全で推奨される対処法は何でしょうか？

ハヤカワ

お尋ねの件、ユーザープロファイルの安全な削除方法についてですね。実行する前に、2点確認させてください。

これらのユーザーが、今後このコンピューターにサインインする必要はもうない。

それらのユーザーにとって重要なデータは、すべてバックアップ済みである。

上記が問題なければ、以下の手順で安全に削除できます。

削除したいフォルダとは関係のない、管理者権限を持つアカウントでPCにサインインします。

Windowsキー + Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」ウィンドウを開きます。

sysdm.cplと入力してEnterキーを押します。

「システムのプロパティ」が開いたら、「詳細設定」タブをクリックします。

「ユーザープロファイル」セクションの「設定」ボタンをクリックします。

一覧から削除したいユーザープロファイルを選択し、「削除」ボタンをクリックします。

PCを再起動すると、ユーザーフォルダは完全に削除されています。

宗太

ハヤカワ

非常に役立つ情報ありがとうございます。追加で質問があります。

削除を検討しているユーザープロファイルの一つが、PC購入当初から存在する古いもので、画面のカラーキャリブレーターやIntel関連のハードウェア機能に関わるような重要なファイルが含まれているように見えます。このプロファイルを削除しても本当に安全でしょうか？

追記: また、対象ユーザーのフォルダには重要なファイルが多数入ったOneDriveフォルダがあります。このデバイスからプロファイルを削除した場合、クラウド上のOneDriveファイルも削除されてしまうのでしょうか？該当ユーザーは現在別のデバイスでそのOneDriveアカウントを利用しています。

Assistant

宗太OneDriveに関するご質問について補足します。 sysdm.cplからユーザープロファイルを削除すると、PC上のローカルデータ（例: C:\Users\ユーザー名\OneDriveフォルダ）は削除されます。しかし、これはPCとOneDriveアカウントのリンクを解除するだけであり、クラウド上のファイルは削除されません。該当ユーザーは、他のデバイスやWebブラウザから引き続きOneDriveのファイルにアクセスできます。注意点: クラウドにまだ同期されていないファイルがローカルPCにのみ存在していた場合、それらのファイルはプロファイル削除と共に失われます。安全を期すなら、削除前にOneDrive.comにアクセスし、必要なファイルがすべてクラウド上に存在することを確認するよう、元ユーザーに依頼することをお勧めします。

ハヤカワ

ご心配には及びません。ユーザープロファイル内のデータは、そのユーザーにのみ固有のものです。システム全体に関わるファイルはそこには保存されません。ホテルの部屋に例えると分かりやすいかもしれません。各客室（ユーザープロファイル）にあるものはその宿泊客専用のもので、チェックアウト後には清掃・リセットされます。ホテルの共用エリア（システム全体）は客室の外にありますよね。それと同じです。ご質問のIntel関連ファイルは、おそらくそのユーザーが過去にキャリブレーターを使用した際の設定（例えば、そのアカウントでログインした際にディスプレイの色調を暖色系にするといった好み）が、個人のプロファイルに保存されているだけでしょう。

宗太

ハヤカワ

ついに、ストレージに大幅な空きができました！本当にありがとうございました。素晴らしいアドバイザーです！

ハヤカワ

どういたしまして。お役に立てて光栄です。