ご希望のカスタマイズは、Windowsの標準機能では難しく、レジストリの編集が必要になります。特に「ホーム」の非表示は複雑な手順を要します。以下にいくつかの項目の非表示方法を解説します。
【重要】レジストリの編集はシステムに深刻な影響を与える可能性があります。作業前には必ずレジストリのバックアップまたは復元ポイントの作成を行ってください。
1. OneDriveを非表示にする方法
比較的簡単なレジストリ編集で非表示にできます。
Win + R
キーを押し、「regedit
」と入力してレジストリエディターを起動します。次のパスをアドレスバーにコピーして貼り付け、Enterキーを押します。HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID\{018D5C66-4533-4307-9B53-224DE2ED1FE6}
右側のペインでSystem.IsPinnedToNameSpaceTree
という名前のDWORD値を探します。見つからない場合は、右クリック > 「新規」 > 「DWORD (32ビット) 値」で作成してください。この値をダブルクリックし、データを「0
」に設定して「OK」をクリックします。エクスプローラーを再起動すると、OneDriveがナビゲーションウィンドウから消えます。2. 「ホーム」を非表示にする方法(上級者向け)
「ホーム」はOSに深く統合されているため、非表示にするには複数のレジストリキーの削除や変更が必要です。 この操作はシステムの挙動を不安定にする可能性があるため、慎重に行ってください。
レジストリエディターで次のパスに移動します。HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Desktop\NameSpace_36354489
左側のツリーで、{f874310e-b6b7-47dc-bc84-b9e6b38f5903}
という名前のキーを探します。このキーを右クリックし、「削除」を選択します。エクスプローラーを再起動します。結論
上記の方法で一部の項目は非表示にできますが、「クイックアクセス」のみを表示させるというご希望の完璧な状態にするのは、Windowsの標準設定や単純なレジストリ編集だけでは非常に困難です。
より高度なカスタマイズには、「ExplorerPatcher」や「Winaero Tweaker」などのサードパーティ製ツールを利用する方法もありますが、導入は自己責任でお願いします。