こうだアクセス拒否エラーは、Windowsが起動している状態では対象のシステムファイルがロックされているために発生します。
この問題を回避するには、Windows 回復環境 (WinRE) から操作を行う必要があります。
バックアップがあることをご確認の上、以下の手順をお試しください。
PCをWinREで起動します。(起動方法はPCのメーカーサイト等でご確認ください)WinREのメニューから「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」の順に選択します。コマンドプロンプトが開いたら、まずbcdeditコマンドを実行して、Windowsがインストールされているドライブ文字を確認します。(注: WinRE環境では、必ずしもCドライブとは限りません)以下のコマンドを実行し、問題のファイルを別の場所に移動させます。(ここでは、WindowsがDドライブにインストールされていたと仮定します)mkdir D:\repository_backup
move D:\ProgramData\Microsoft\Windows\AppRepository\StateRepository* D:\repository_backup\PCを再起動し、通常通りWindowsにログインします。管理者権限でPowerShellを起動し、以下のコマンドで標準アプリを再インストールします。これにより、スタートメニューなどが修復される場合があります。Get-AppXPackage -AllUsers | Foreach {Add-AppxPackage -DisableDevelopmentMode -Register "$($_.InstallLocation)\AppXManifest.xml"}この作業が完了したら、再度Windows 11へのアップグレードをお試しください。