もりした Windows 10のネットワークプロファイル設定について質問です。「プライベートネットワーク」と「パブリックネットワーク」、どちらに設定するのがより安全なのでしょうか?自宅のデスクトップPCで、使用者は私一人です。VPNやセキュリティ対策ソフトは導入済みです。色々調べてみましたが、多くの記事では二つの違いを説明するだけで、どちらを推奨するかが明確に書かれておらず混乱しています。自宅の環境ではどちらが最適か、結論を教えていただきたいです。
もりした カイカイさん、ご回答ありがとうございます。これまでずっと「プライベート」で設定していました。ただ、最近ネットでいくつかの記事を読んで、「パブリック」にすべきなのかと疑問に思った次第です。記事を読んでも、結局どちらを使うべきかハッキリせず、混乱していました。
岩田 吉人 デスクトップPCであれば、「パブリック」に設定する方が良いという意見もありますが、これは設定の意図を理解する必要があります。まず前提として、どちらの設定もマイクロソフトが提供する安全なものです。違いは[スタート] > [設定] > [ネットワークとインターネット] > [ネットワークの詳細設定]で確認できます。「プライベート」設定では、お使いのPCが同一ネットワーク上の他のデバイスから検出可能になります。これにより、ファイル共有やワイヤレス印刷などが可能になります。ご自宅のネットワークが安全であれば、この設定で問題ありません。一方、「パブリック」設定では、PCが他のデバイスから検出されにくくなります(非表示になる)。信頼できない公共のネットワークに接続する際に、不正なアクセスを防ぐためにこの設定を使います。『自分しか使わないから安全』と考えているかもしれませんが、それはネットワーク内部の話です。外部からの攻撃は常に想定すべきで、適切な設定で防御を固めることが重要です。
ショウジ おそらく、設定の意味を逆に解釈されているかと思われます。パブリック:お使いのPCが他のデバイスから非表示になります。プライベート:お使いのPCが他のデバイスから検出可能になります。デフォルトでは、パブリックネットワークのファイアウォール設定は、ファイル共有やプリンターへの接続などをブロックします。プライベートネットワークはその逆です。したがって、ご自宅のような信頼できるネットワークで、プリンターや他のPCと連携させたい場合は「プライベート」を使用するのが一般的です。
藤川 ショウジすみません、少し混乱しています。しょうじさんの説明だとプライベートは「検出可能」とのことですが、それならプリンターなどに問題なく接続できるのは当然ではないでしょうか?なぜパブリックを勧める意見があるのか、やはりよく分かりません。
ショウジ 藤川前のコメントで説明した通りです。パブリック:PCを隠す(公共の場向け)プライベート:PCを公開する(自宅向け)これがWindowsの基本的な考え方です。質問者さんのように、自宅の安全なネットワーク内で、かつ他の機器(プリンターなど)と通信する必要がある場合は「プライベート」が正解です。公共のWi-Fiなど、信頼できないネットワークに接続する際は「パブリック」に切り替えてPCを保護します。もちろん、ファイアウォールの詳細設定で、パブリック設定のままでも特定の通信を許可することも可能ですが、基本はこの使い分けとなります。
Assistant Windows 10のネットワーク設定について、コミュニティの皆様の回答を要約し、補足します。結論ご自宅の信頼できるネットワークに接続しているデスクトップPCの場合、「プライベートネットワーク」を選択するのが最も一般的で便利です。設定の目的プライベートネットワーク: 自宅やオフィスなど、信頼できるネットワークでの使用を想定。ネットワーク内の他のデバイス(他のPC、プリンター、スマートフォンなど)とのファイル共有やメディアストリーミングが容易になります。PCが「検出可能」な状態になります。パブリックネットワーク: カフェ、空港、ホテルなど、信頼性の低い公共のネットワークでの使用を想定。PCを他のデバイスから「非表示」にし、外部からの意図しない接続をブロックすることでセキュリティを高めます。ファイル共有などはデフォルトで無効になります。ご自身の状況に当てはめると質問者様はご自宅のPCでの利用がメインとのことですので、プリンターの利用や、将来的に他のデバイスとファイルを共有する可能性を考慮すると、「プライベートネットワーク」が適しています。VPNなど他のセキュリティ対策も実施されているため、セキュリティ上の懸念は少ないでしょう。