前川 連問題の原因特定が進展したようで何よりです。しかし、RAWファイルを含むフォルダのパフォーマンス問題が依然として残っているのですね。
ご質問の「なぜState Repository Serviceが動作するのか?」についてですが、State Repository Service (StateRepoSvc) は、主にユニバーサルWindowsプラットフォーム (UWP) アプリの状態情報を管理・保存するWindowsサービスです。UWPアプリのウィンドウの状態や設定などのデータを保持する役割を担っています。
一見ファイル表示とは無関係に見えますが、RAWファイルの特性とエクスプローラーの対話方法に関連して、以下のような理由でこのサービスが動作している可能性があります。
メタデータ抽出: RAWファイルにはカメラ設定やタイムスタンプなど、豊富なメタデータが含まれています。エクスプローラーがこれらの情報を読み込んでプレビューや詳細情報を表示しようとする際、State Repository Serviceがメタデータ関連の状態を管理・キャッシュするために呼び出されることがあります。サムネイル生成: サムネイル生成を無効にしていても、WindowsがRAWファイルを処理する過程で、メタデータやサムネイル関連データを一時的に保存するためにこのサービスと連携する可能性があります。UWP統合: State Repository ServiceはUWPアプリと密接に関連しています。RAWファイルのような特定のファイルタイプを処理する際に、何らかのUWPコンポーネントが介在し、結果としてこのサービスが呼び出されている可能性があります。
要約すると、この現象はWindows 10が特定のハードウェア構成において、大量のファイルを含むフォルダの表示処理とCPUリソースの連携をうまく行えない場合に発生する問題であると考えられます。この問題はこちらでも内部チャネルを通じて報告させていただきました。
また、よろしければ、フィードバックHubを通じて問題を報告していただけますでしょうか。詳細な情報(再現ビデオなど)を添えていただくと、開発チームによる調査の助けになります。フィードバック Hub アプリを使って Microsoft にフィードバックを送信する
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