このサイトを正しく表示するには、最新のブラウザを使用し、Javascriptを有効化してください。

Windows Update KB5034441のインストール失敗エラー(0x80070643)の解決方法

はるこ · 2024-04-01T07:44:37+00:00

Windows 10環境で、1月からWindows Update KB5034441のインストールに失敗し続けています。エラーコードは0x80070643です。他のフォーラム投稿では「マイクロソフトの公式な修正を待つように」との情報がありましたが、何か新しい進展はありましたでしょうか？

オオハシマサノリ

私もまだアップデートできません。修正作業はまだ続いているのでしょうか？

はるこ

オオハシマサノリ

私も同じ状況です。もう4ヶ月以上経ちますが、未だに解決しませんね。

コマチ

この問題は、多くの場合、回復パーティションの容量を拡張することで解決できます。

まず状況を確認するため、管理者としてコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを一つずつ実行した結果を教えていただけますでしょうか？

reagentc /info
diskpart
list vol

コマチ

結果をありがとうございます。それでは、管理者権限のコマンドプロンプトで、以下のコマンドを順に実行してください。

reagentc /disablemd C:\Recovery\WindowsRExcopy /h c:\windows\system32\recovery\winre.wim C:\Recovery\WindowsREreagentc /setreimage /path C:\Recovery\WindowsRE /target C:\Windowsreagentc /enablereagentc /info

上記の手順は、更新に必要なWinre.wimファイルを一時的にOSパーティションに移動させるためのものです。

この操作が完了したら、再度KB5034441のインストールを試みてください。成功後、ファイルを元の場所に戻す作業が必要ですので、結果をお知らせください。

はるこ

コマチ

ありがとうございます。ご指示の通り操作したところ、KB5034441のアップデートに成功しました。

次に何をすればよいでしょうか？Winre.wimを元に戻す手順をお待ちしています。

コマチ

はるこ

アップデート成功、おめでとうございます。では、Winre.wimを元の回復パーティションに戻しましょう。以下のコマンドを実行し、結果をお知らせください。

reagentc /disabledir c:\recovery\windowsre\winre.wim /adir c:\windows\system32\recovery\winre.wim /a

はるこ

コマチ

最初の2つのコマンドは問題ありませんでしたが、3番目のコマンドで「ファイルが見つかりません」と表示されました。これは問題でしょうか？

コマチ

はるこ

はい、想定内の動作ですので問題ありません。続けて、回復パーティションの情報を特定してファイルをコピーします。お使いのPCの回復パーティションが partition4 であると仮定して進めます。もし違う場合は修正が必要です。

cd /d c:\recovery\windowsre\attrib -s -h -r winre.wimcopy winre.wim \\?\GLOBALROOT\device\harddisk0\partition4\Recovery\WindowsRE\reagentc /setreimage /path \\?\GLOBALROOT\device\harddisk0\partition4\Recovery\WindowsREreagentc /enablereagentc /info

実行結果を教えてください。

はるこ

コマチ

3番目のcopyコマンドを実行した際にエラーが発生しました。

カメイサエ

コマチ

横から失礼します。私もこのスレッドを参考に同様の問題に取り組んでいます。

copy winre.wim ... のコマンドを実行した際、「上書きしますか？」と聞かれ「はい」と答えたところ、「別のプロセスが使用中のためアクセスできません」というエラーで失敗しました。他の手順は動作しましたが、reagentc /infoで確認すると回復イメージのインデックスが0になっています。どこかで手順を間違えてしまったのでしょうか？

コマチ

はるこ

承知しました。コピー先のフォルダが存在しないようですので、diskpartを使用してパーティションを直接操作する方法に切り替えます。

以下のコマンドを順に実行してください。sel vol 3の部分は、ご自身の環境の回復パーティションのボリューム番号に合わせてください。

diskpartlist volsel vol 3assign letter=Sexitmd S:\Recovery\WindowsRExcopy /h C:\Recovery\WindowsRE\winre.wim S:\Recovery\WindowsRE\reagentc /setreimage /path S:\Recovery\WindowsRE /target C:\Windows

ここまでの結果を教えてください。

はるこ

コマチ

はい、ここまで問題なく実行できました。

はるこ

一時的に割り当てたドライブ文字「S」はこのままにしておくのでしょうか？

コマチ

はるこ

いいえ、最後に後片付けの作業が必要です。以下のコマンドを実行して、加えた変更を元に戻してください。これで全て完了となります。

rd C:\Recovery /s /qdiskpartselect vol Sremove letter=Sset id=de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6acgpt attributes=0x8000000000000001exitreagentc /enablereagentc /info

お疲れ様でした。これで全ての手順は完了です。

はるこ

コマチ

完璧です！本当にありがとうございました。

Assistant

このKB5034441アップデートエラー(0x80070643)は、Windows回復環境（WinRE）パーティションの空き容量が不足していることが主な原因です。この更新プログラムはWinREに重要なセキュリティ修正を適用するため、通常よりも多くのディスク領域を必要とします。解決策として、主に2つのアプローチがあります：

回復パーティションの手動操作（上級者向け）: このスレッドで解説されているように、diskpartなどのコマンドラインツールを使用して、回復パーティションのサイズを拡張したり、WinREイメージファイルを一時的に別の場所に移動させたりします。

Microsoftの公式スクリプトを使用する: Microsoftは、このパーティションサイズ変更プロセスを半自動化するためのPowerShellスクリプトを提供しています。コマンド操作に不慣れな場合は、こちらの方法がより安全です。詳細はMicrosoftの公式サポートページ「KB5034441: Windows 10、バージョン21H2および22H2のWindows回復環境の更新プログラム」をご参照ください。

注意: いずれの方法も、システムのパーティションを直接操作します。操作を誤るとWindowsが起動しなくなるリスクを伴うため、実行する前に必ず重要なデータのバックアップを取得してください。