ニシノ リホ西野 学さんのご質問について補足します。
Cloudflare DNSとの競合についてzthelperが担うゼロトラストDNS(ZTDNS)は、主に特定の保護されたリソース(例: 企業ネットワーク内のサーバー)へアクセスする際のDNS名前解決をセキュアにするためのものです。 通常のWebブラウジングでは、設定しているCloudflare DNSが引き続き使用される可能性が高いです。ZTDNSは、特定のドメインに対するクエリのみを傍受して処理するポリシーベースの機能として動作すると考えられるため、一般的な利用で問題が発生する可能性は低いです。 セキュリティへの貢献DNSスプーフィングやハイジャックといった、DNSクエリを偽装・傍受する攻撃から保護するのに役立ちます。 特に、社内リソースへの安全なリモートアクセスなど、エンタープライズ環境で大きな効果を発揮します。個人ユーザーにとっては、悪意のあるサイトへのアクセスをブロックする追加の保護層として機能する可能性があります。 パフォーマンスへの影響このサービスは、必要な時にのみ動作する「トリガースタート」に設定されており、常時リソースを消費するわけではありません。 そのため、第10世代や第12世代のCPUであれば、体感できるほどのパフォーマンスへの影響(メモリ使用量の著しい増加など)はないと考えられます。
現時点では、この機能は主にエンタープライズ向けの機能です。個人ユーザーの環境で意図的に有効にする必要は特にないでしょう。