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メディアプレーヤーでシークが機能せず、早送り・巻き戻しボタンがグレーアウトする

たけむら

Windows 11のメディアプレーヤーで動画を再生する際、シークバーがグレーアウトしてしまい、再生位置をドラッグして変更することができません。同様に、30秒の早送りや10秒の巻き戻しボタンも反応しない状態です。

アプリの再インストールを試しましたが、問題は解決しませんでした。

しらいみちる

メディアプレーヤー自体や、Windowsのシステムファイルに問題がある可能性が考えられます。

以下の手順で、システムファイルのチェックと修復を試してみてください。

1. 「スタート」ボタンを右クリックし、「ターミナル (管理者)」または「コマンドプロンプト (管理者)」を選択します。

2. 表示されたウィンドウに、以下のコマンドを1行ずつ入力し、それぞれEnterキーを押して実行します。

DISM /ONLINE /CLEANUP-IMAGE /RESTOREHEALTH

SFC /SCANNOW

注意: DISMコマンドの実行中、処理が62.3%などで長時間停止するように見えることがありますが、エラーが表示されていなければ正常な動作です。完了までお待ちください。

3. コマンドの実行が完了したら、PCを再起動し、問題が解決したか確認してください。

もしこれでも解決しない場合、再生しようとしているファイルの形式が原因かもしれません。他のプレーヤー（VLCなど）で正常に再生できるか試してみてください。特定のファイル形式がWindows メディアプレーヤーでサポートされていない可能性もあります。サポートされているファイル形式については、以下の公式ドキュメントをご参照ください。

Windows Media Player でサポートされているファイルの種類 - Microsoft サポート

たけむら

しらいみちる

ありがとうございます。自己解決しました。

原因は、ビデオ録画に使用していたファイル形式でした。断片化MP4 (Fragmented MP4) という形式で録画していたため、メディアプレーヤーでシークが機能しなかったようです。録画設定を標準のMPEG-4形式に変更したところ、正常に動作するようになりました。

Assistant

たけむらさんが特定された通り、断片化MP4（Fragmented MP4）形式が原因である可能性が非常に高いです。

この形式は主にストリーミング配信用に設計されており、ファイルの再生に必要なインデックス情報（moov atom）がファイルの先頭に記録されていない場合があります。そのため、Windows Media Playerのような従来のプレーヤーでは、シークバーを使った時間軸の移動ができないことがあります。

根本的な解決策としては、たけむらさんが実施されたように、録画ソフトウェアの設定を標準的なMP4（MPEG-4）形式に変更するのが最も確実です。

もし、既存の断片化MP4ファイルをどうしても再生したい場合は、以下の代替案も有効です。

VLC Media Playerなど高機能な再生ソフトを利用する：これらのソフトは、より多様なファイルコンテナ形式に対応しているため、問題なく再生できることが多いです。
ファイルコンテナを変換（Remux）する：FFmpegのようなツールを使い、映像や音声を再エンコードすることなく、コンテナ形式だけを標準的なMP4に変換することで、多くのプレーヤーとの互換性が向上します。