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RSAT: グループポリシー管理ツールのインストールエラー

おだ

Windows 10 22H2のドメイン参加済みPCにRSAT(リモートサーバー管理ツール)をインストールしようとしています。

「設定」>「アプリ」>「オプション機能」から機能を追加しようとすると、「インストールできませんでした」というエラーメッセージが表示されます。

次に、PowerShellを使用してインストールを試みましたが、以下のエラーが発生しました:

Add-WindowsCapability : Add-WindowsCapability failed. Error code = 0x800f0954

調査の結果、WSUSが原因である可能性が考えられたため、グループポリシーで以下の設定を行いました。

ポリシー: 「修復コンテンツとオプション機能のダウンロード元として、Windows Server Update Services (WSUS) の代わりに Windows Update を指定する」

設定: 有効

この設定を適用し、gpupdate /force を実行した後、再度PowerShellで試すと、エラーコードが次のように変わりました。

Add-WindowsCapability : Add-WindowsCapability failed. Error code = 0x8024002e

この状況を解決するための支援をお願いできますでしょうか。

ハットリ

管理者権限でPowerShellを起動し、以下のコマンドを順に実行してみてください。これにより、一時的にWSUSサーバーの使用を停止し、Windows Updateサービスを再起動してから、RSATのインストールを試みます。

Set-ItemProperty -Path "HKLM:\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\WindowsUpdate\AU" -Name "UseWUServer" -Value 0

Restart-Service wuauserv

Add-WindowsCapability --Online -Name Rsat.GroupPolicy.Management.Tools~~~~0.0.1.0

おだ

ハットリ

試してみましたが、残念ながら状況は変わりませんでした。

ハットリ

おだ

エラーコード 0x8024002E (WU_E_WU_DISABLED) は、Windows Updateへのアクセスがポリシーによって無効化されていることを示しています。これはWSUSのポリシーが影響しているためです。

根本的な解決策として、一度Windows Updateのコンポーネントをリセットすることをお勧めします。

まず、こちらのリセット用バッチファイルをダウンロードして実行してください。(注意: バッチファイル実行後、まだPCは再起動しないでください)その後、管理者権限のPowerShellで以下のコマンドを再度実行します。

Restart-Service wuauserv

Add-WindowsCapability --Online -Name Rsat.GroupPolicy.Management.Tools~~~~0.0.1.0

参考記事: [修正] RSATツールのインストールエラー 0x8024002e または 0x800f0954

もしこれでもうまくいかない場合は、オフラインでのインストール方法を検討しましょう。

おだ

ハットリ

ご協力ありがとうございます。解決しました。

石田

ハットリ

横から失礼します。この手順で私も無事に機能を追加できました。ありがとうございます！

根岸

ハットリ

この修正方法は少し厄介ですね。通常、会社のPCはWSUS経由で更新を受け取るように管理されているため、この設定変更はIT部門のポリシーに影響を与える可能性があります。更新設定を元に戻す手間を考えると、Microsoftから別の公式な修正方法が提供されるのが望ましいです。

Assistant

WSUSが構成された環境でオプション機能のインストールに失敗する場合、多くはWSUSサーバー自体が要求された機能のインストールファイル（ペイロード）を保持していないことが原因です。

企業のポリシー設定を変更せずにこの問題を解決する確実な方法として、Windowsのインストールメディア（Features on Demand ISO）を利用したオフラインインストールがあります。

手順は以下の通りです:

お使いのWindows 10のバージョンと一致する「Features on Demand (FOD)」のISOファイルを、ボリュームライセンスサービスセンター(VLSC)などから入手します。

入手したISOファイルを右クリックし、「マウント」を選択します。これにより、仮想ドライブ（例: D:ドライブ）としてPCに接続されます。

管理者権限でPowerShellまたはコマンドプロンプトを開き、以下のDISMコマンドを実行します。

DISM.exe /Online /Add-Capability /CapabilityName:Rsat.GroupPolicy.Management.Tools~~~~0.0.1.0 /Source:D:\ /LimitAccess

/Source:D:\ の部分は、ISOをマウントしたドライブレターに合わせてください。
/LimitAccess フラグは、DISMがWindows Update（およびWSUS）へ接続することを防ぎ、指定したソースからのみインストールを実行させるための重要なオプションです。

この方法なら、既存のWindows Updateポリシーに一切影響を与えることなく、必要なツールを安全にインストールできます。