Windows 11 24H2アップデート後にリモートデスクトップ接続で認証エラーが発生する問題は、複数のユーザーから報告されている既知の問題のようです。このスレッドで議論されている解決策をまとめ、さらにいくつかの確認事項を提案します。
試された解決策のまとめ- グループポリシーの変更:
ローカル コンピューター ポリシー
内で「リモート デスクトップの壁紙の削除を強制する」を有効にする。 - PowerShellコマンドの実行: 管理者権限のPowerShellで
Set-SmbClientConfiguration -EnableInsecureGuestLogons $true
を実行し、PCを再起動する。 - RDPクライアント設定の変更: リモートデスクトップ接続クライアントの「詳細設定」タブにある「リモート コンピューターへのサインインに Web アカウントを使用する」を有効にする。(ドメイン環境以外で有効な場合があります)
- ドメインポリシーの確認: ドメイン環境の場合、アップデートによってRDPを無効にするポリシーが適用されていないか確認する。
追加の確認事項上記で解決しない場合、以下の設定も影響している可能性があります。
- 資格情報ガード (Credential Guard): Windowsのセキュリティ機能である資格情報ガードが、認証プロセスに影響を与えている可能性があります。グループポリシー (
gpedit.msc
) の コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > システム > Device Guard
で、「資格情報ガードを有効にする」の状態を確認してみてください。
この問題はOSのアップデートに起因する可能性が高いため、最終的な解決にはMicrosoftからの修正パッチの適用が必要になるかもしれません。公式の更新情報を注視することをお勧めします。