msconfig
で一部のサービスを無効にしてクリーンブートを試みたところ、「問題が発生したため、PIN が利用できません」というメッセージが表示され、Windows 11にログインできなくなりました。
そこで、ログイン画面のユーザー補助アイコン(utilman.exe
)をコマンドプロンプト(cmd.exe
)に置き換えることでmsconfig
にアクセスし、無効にしたサービスを再度有効に戻しました。
無事にWindows 11へログインできましたが、その後Windows Defenderが元のutilman.exe
をTrojan:Win32/AccessibilityEscalation.A
として検出するようになりました。
SFC /scannow
を実行し、utilman.exe
は正常な状態に戻り、ファイルのハッシュ値も正常時のものと一致しています。SFCスキャンでも「Windows リソース保護は、整合性違反を検出しませんでした。」と表示されます。
しかし、依然としてWindows Defenderではutilman.exe
が誤検出され続けます。削除や検疫を選択しても何も実行されず、現状ではこのファイルを「許可」するしか選択肢がありません。