この「IT管理者によって制限されています」というエラーは、多くの場合、グループポリシーまたはレジストリの設定が原因で発生します。以下の手順で確認してみてください。
注意: レジストリの編集はシステムに深刻なダメージを与える可能性があります。必ず事前にバックアップを取ってください。
方法1:ローカルグループポリシーエディターの確認 (Windows Pro/Enterprise版のみ)
Win + R
キーを押し、「ファイル名を指定して実行」に gpedit.msc
と入力して開きます。左側のペインで次のパスに移動します:コンピューターの構成 > 管理用テンプレート > Windowsコンポーネント > Microsoft Defender ウイルス対策
右側のポリシー一覧で「Microsoft Defender ウイルス対策を無効にします」が「有効」になっていないか確認します。もし「有効」になっていたら、「未構成」または「無効」に変更してください。方法2:レジストリエディターの確認
Win + R
キーを押し、「ファイル名を指定して実行」に regedit
と入力して開きます。次のパスに移動します:HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows Defender
右側のペインに DisableAntiSpyware
というDWORD値がないか確認します。もし存在し、その値が 1 になっている場合は、値を 0 に変更するか、このDWORD値自体を削除してみてください。PCを再起動して、問題が解決したか確認します。多くの場合、以前にインストールしたサードパーティ製のウイルス対策ソフト(例: McAfee)が、アンインストール後もこれらの設定を残してしまうことがあります。