横から失礼します。今後の対策として、Windowsに標準で搭載されているコマンドラインツールRobocopyを使用する方法があります。このツールは、ファイルのタイムスタンプを維持したままコピーするのに非常に強力です。
例えば、コマンドプロンプトやPowerShellで以下のように実行します。
robocopy "C:\元のフォルダ" "E:\バックアップ先フォルダ" /E /COPY:DATSOU
各オプションの意味は以下の通りです。
/E
: 空のディレクトリを含むサブディレクトリをすべてコピーします。/COPY:DATSOU
: コピーするファイル情報を指定します。- D: データ
- A: 属性 (読み取り専用など)
- T: タイムスタンプ (作成日時、更新日時)
- S: セキュリティ (NTFS ACL)
- O: 所有者情報
- U: 監査情報
タイムスタンプの維持が主目的であれば、最低でも/COPY:DAT
を指定すれば作成日時と更新日時が保持されます。 GUIで操作したい場合は、「FastCopy」や「TeraCopy」といったフリーソフトも同様の機能を持っており、人気があります。