Windows Defenderの保護の履歴を削除する手順は以下の通りです。多くの場合、アクセス権の問題が発生するため、その解決策も併せて説明します。
手順1: 通常モードでの削除
まず、エクスプローラーを開き、アドレスバーに以下のパスをコピー&ペーストして移動します。C:\ProgramData\Microsoft\Windows Defender\Scans\History\Service
このフォルダ内にあるファイルをすべて選択し、削除します。PCを再起動します。手順2: アクセスが拒否された場合の対処法(セーフモード)
手順1で「アクセス許可がありません」と表示された場合、以下の手順でセーフモードから削除を試みます。これが最も確実な方法です。
Windowsをセーフモードで起動します。詳しい手順はMicrosoftの公式サイトを参照してください。Windows PC をセーフ モードで起動するセーフモードで起動したら、再度手順1のフォルダにアクセスし、中のファイルをすべて削除します。PCを通常通り再起動すれば、履歴はクリアされています。補足: PowerShellを使用する方法
履歴の自動クリーンアップ期間を設定することも可能です。管理者としてPowerShellを開き、以下のコマンドを実行すると、履歴が1日後に自動削除されるようになります。
Set-MpPreference -ScanPurgeItemsAfterDelay 1
(注意: このコマンドは即時削除ではなく、将来の履歴保持期間を設定するものです)