ISOファイルによる手動アップグレードの前に、より手軽な方法で解決できる可能性もあります。以下の基本的なトラブルシューティングを試してみてください。
1. Windows Update トラブルシューティング ツールの実行
Windowsに標準で搭載されている診断ツールです。設定から「更新とセキュリティ」>「トラブルシューティング」>「追加のトラブルシューティング ツール」>「Windows Update」を選択して実行します。
2. Windows Update キャッシュのクリア
更新ファイルが破損している場合に有効です。以下の手順でキャッシュを削除します。
コマンドプロンプトを管理者として実行します。以下のコマンドを一行ずつ入力し、Enterキーを押して関連サービスを停止します。net stop wuauservnet stop cryptSvcnet stop bitsnet stop msiserver次に、以下のコマンドでキャッシュフォルダの名前を変更します。ren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.oldren C:\Windows\System32\catroot2 Catroot2.old最後に、停止したサービスを再開します。net start wuauservnet start cryptSvcnet start bitsnet start msiserverPCを再起動し、再度Windows Updateを実行してみてください。3. システムファイルのチェック
システムファイルに破損がないか確認します。コマンドプロンプト(管理者)でsfc /scannowを実行してください。完了後、必要であればDISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthも実行します。
これらの手順で解決しない場合に、1番の方が提案されているISOでのアップグレードを試すのが良いでしょう。