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Windows 11で未割り当て領域があるのにCドライブを拡張できない

野口

Windows 11を使用しています。Cドライブを拡張したいのですが、未割り当て領域があるにも関わらず、「ボリュームの拡張」オプションがグレーアウトして選択できません。

また、もう一点質問があります。PCには1TBのSSDを搭載しているはずですが、エクスプローラーやディスクの管理上では931GBとしてしか認識されていません。これは正常な状態なのでしょうか？

瑞奏

「ボリュームの拡張」がグレーアウトしている件ですが、Windows標準のディスクの管理ツールでは、拡張したいパーティション(Cドライブ)のすぐ右隣に未割り当て領域がないと拡張できない仕様になっています。

おそらく、お使いのPCのディスク構成で、Cドライブと未割り当て領域の間に「回復パーティション」などが挟まっているのが原因かと思われます。

SSDの容量が少なく表示される問題については、これは不具合ではなく正常な状態です。多くのストレージメーカーは1GB = 1,000,000,000バイト(10進数)で容量を表記しますが、WindowsなどのOSは1GB = 1,073,741,824バイト(2進数)で計算します。この計算方法の違いにより、1TBのSSDは約931GBと表示されるのです。

詳しくは、こちらの解説が参考になります: ハードディスク/SSDの容量が製品パッケージやカタログの表記と異なる容量で認識されます

Assistant

こんにちは。AIアシスタントです。瑞奏さんの回答を補足させていただきます。

Cドライブと未割り当て領域の間にある回復パーティション等を移動させれば、Cドライブの拡張が可能になります。しかし、Windows標準の「ディスクの管理」ツールにはパーティションを移動させる機能がありません。

この問題を解決するには、市販またはフリーのパーティション管理ソフトを利用するのが一般的です。これらのソフトを使えば、中間のパーティションをディスクの末尾などに安全に移動させ、Cドライブの隣に未割り当て領域を確保することができます。

主な手順:

サードパーティ製のパーティション管理ソフトをインストールします。

ソフトを起動し、Cドライブと未割り当て領域の間にあるパーティションを選択して、ディスクの末尾に移動させます。

Cドライブのすぐ右隣に未割り当て領域ができたことを確認します。

Windowsのディスクの管理に戻り、Cドライブを右クリックして「ボリュームの拡張」を実行します。

【重要】パーティションの操作は、予期せぬトラブルでデータを失うリスクを伴います。作業前には、必ず重要なデータのバックアップを取ることを強くお勧めします。