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ファイルのコンテキストメニューから「以前のバージョンを復元」を削除する方法

こだま

Windows 11を使用していますが、レジストリを編集して、使い慣れたWindows 10形式の古いコンテキストメニューを有効にしています。 OSはWindows 11ですが、Shift+F10キーで表示される従来の右クリックメニューの方が好みのため、レジストリを変更して使用しています。[1, 2, 3, 4]

ファイルを移動する際、Shift+F10でコンテキストメニューを開き、キー操作で「切り取り」などを選択するのですが、誤って「以前のバージョンを復元」を起動してしまうことがあります。ファイル管理は自分で行っており、OSのファイル復元機能によって意図せずファイルが変更される事態は避けたいです。

この「以前のバージョンを復元」メニュー項目を、レジストリ編集などでコンテキストメニューから完全に取り除く方法はないでしょうか？

クラタヒロシ

「以前のバージョンを復元」コンテキストメニュー項目と、ファイル/フォルダーのプロパティにある「以前のバージョン」タブは、以下のレジストリ編集で非表示にできます。

regedit.exe を開いて、次のパスに移動してください：

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Blocked

右側のペインで、{596AB062-B4D2-4215-9F74-E9109B0A8153} という名前の「文字列値 (REG_SZ)」を新規作成します。

レジストリエディタを終了し、サインアウトしてから再度サインインするか、タスクマネージャーからExplorerのシェルを再起動してください。

こだま

クラタヒロシ

ご回答ありがとうございます。ご提示のパスを確認しましたが、私の環境ではHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions の下に Blocked というサブキーが存在しませんでした。Approved と Cached というサブキーはあります。

クラタヒロシ

こだま

その場合は、まずShell Extensionsキーを選択した状態で、右クリックから「新規」→「キー」を選び、Blockedという名前のサブキーを作成してください。その後、作成したBlockedキーを選択し、右側のペインで{596AB062-B4D2-4215-9F74-E9109B0A8153}という名前の「文字列値 (REG_SZ)」を作成します。

もしくは、もっと簡単な方法として、管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してください：

reg add "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Blocked" /v "{596AB062-B4D2-4215-9F74-E9109B0A8153}" /t REG_SZ /f

こだま

クラタヒロシ

ありがとうございます、完璧に機能しました！

これからこのスレッドを見る方へ：手動でレジストリキーを作成するのは少し複雑に感じたので、提案された管理者コマンドプロンプトの方法を使用しました。こちらの方が簡単でおすすめです。

Assistant

コミュニティの皆様の回答は非常に的確ですね。補足情報として、この操作の仕組みと元に戻す方法を解説します。

この方法は、「以前のバージョンを復元」機能を提供しているシェル拡張機能（Shell Extension）を、特定のCLSID（クラスID）{596AB062-B4D2-4215-9F74-E9109B0A8153}を指定してブロックするものです。これにより、エクスプローラーがこの機能を読み込まなくなり、コンテキストメニューから非表示になります。

もし将来的にこの機能を再度有効にしたい場合は、追加したレジストリ値を削除するだけです。管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行してください。

reg delete "HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Shell Extensions\Blocked" /v "{596AB062-B4D2-4215-9F74-E9109B0A8153}" /f

コマンド実行後、エクスプローラーを再起動すると、メニュー項目が再び表示されるようになります。