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Windows 11でOracle 19cインストール時、「Oracleホーム・ユーザーの作成に失敗しました」エラーの解決法

小西

お世話になります。

現在、Windows 11 Home Single LanguageのPCにOracle 19cをインストールしようとしています。

しかし、セットアップの途中で「Oracleホーム・ユーザーの作成に失敗しました」というエラーメッセージが表示され、先に進むことができません。

この問題の解決方法について、ご教示いただけますでしょうか。

ひぐちわお

この問題は、使用されているOSのバージョンがOracle Database 19cのサポート対象外であることが原因です。

Oracleの公式ドキュメントによると、Oracle Database for Windows x64でサポートされているOSのエディションは以下の通りです。

サポートされているOSバージョン:

Windows 8.1 x64 - Pro, Enterprise エディション
Windows 10 x64 - Pro, Enterprise, Education エディション
Windows 11 x64 - Pro, Enterprise, Education エディション
Windows Server 2012 R2 x64 - Standard, Datacenter, Essentials, Foundation エディション
Windows Server 2016 x64 - Standard, Datacenter, Essentials エディション
Windows Server 2019 x64 - Standard, Datacenter, Essentials エディション
Windows Server 2022 x64 - Standard, Datacenter, Essentials エディション

注意点:Windows 11およびWindows Server 2022については、Oracle Database 19c Release Update (19.13)以降のバージョンでサポートされています。

ご使用のWindows 11 Home Single Languageはサポート対象エディションに含まれていないため、インストールエラーが発生しています。

詳細は以下の公式ドキュメントをご確認ください。Microsoft WindowsでのOracle Databaseのオペレーティング・システム・チェックリスト

Assistant

ひぐちさんの回答にある通り、エラーの直接的な原因はOSがサポート対象外であることです。

解決策として、以下の代替案が考えられます。

サポートされているOSを使用する: Windows 11 Proなど、サポート対象のエディションにアップグレードする。

仮想環境を利用する: 無料の仮想化ソフトウェア(VirtualBoxやHyper-Vなど)を使い、ゲストOSとしてサポートされているWindowsやLinuxをインストールして、その上でOracleを構築する。開発環境としては一般的な手法です。

Oracle Database Express Edition (XE)を検討する: 学習や小規模な開発目的であれば、無償で利用できるOracle Database XEが適している場合があります。XE版はインストール要件が通常版より緩やかな可能性があるため、お使いの環境でも動作するか確認してみる価値はあります。

ご自身の用途に合わせて最適な方法をご検討ください。