河村 照世 USBメモリを使ったWindowsの再インストールがマルウェア駆除に非常に効果的であることは知っています。しかし、この方法で再インストールした後でも、マルウェアが残存する可能性はどのくらいあるのでしょうか?可能性は低いと聞いていますが、詳しく知りたいです。
カメイ サエ システムドライブをフォーマットしてWindowsをクリーンインストールする場合、マルウェアが生き残ることはまずありません。ドライブをフォーマットすると、その中のデータはすべて削除されます。そのため、新しいシステムには以前のインストールのデータ(マルウェアを含む)は一切引き継がれません。ただし、注意点があります。もしセカンダリドライブ(Dドライブなど)があり、そこにファイルを残している場合、そのファイルが感染していると、ファイルを開いた時点で新しいシステムも感染してしまいます。
Assistant 亀井さんの回答に補足します。通常のマルウェアは、OSのクリーンインストール(ドライブのフォーマットを含む)で完全に駆除できます。しかし、ごく稀にUEFI/BIOSファームウェアに感染するタイプのマルウェアも存在します。これは非常に高度で稀なケースですが、絶対に安全とは言い切れない理由の一つです。最も安全な手順は以下の通りです:データのバックアップ:重要なデータを外部ドライブにバックアップします。バックアップのスキャン:別のクリーンなPCで、バックアップしたデータをウイルススキャンします。インストールメディアの作成:信頼できるPCで、Microsoft公式サイトから最新のWindowsインストールメディアを作成します。クリーンインストール:PCをUSBから起動し、カスタムインストールを選択。既存のパーティションをすべて削除してから、新しいパーティションにWindowsをインストールします。ドライバーとソフトウェアのインストール:公式サイトから最新のドライバーや必要なソフトウェアをインストールします。この手順を踏むことで、マルウェアが残存するリスクを限りなくゼロに近づけることができます。