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Windows Defender オフラインスキャンのログについて

Windows Defender オフラインスキャンを実行しました。しかし、スキャン完了後にPCが再起動すると、「ウイルスと脅威の防止」に表示される「前回のスキャン」の日時が更新されていません。オフラインスキャンを実行する前の日時のままです。

また、イベントビューアーを確認すると、スキャン前後で「Microsoft Defender Antivirus の構成が変更されました。」というログが多数記録されています。これはマルウェアによる予期せぬ変更なのでしょうか？

オフラインスキャンが正常に完了し、問題がなかったかどうかを確認する方法を教えてください。

こんにちは。

Windowsセキュリティの画面に表示されるのは、通常の（リアルタイムの）Microsoft Defenderウイルス対策スキャンの最終実行時刻です。オフラインスキャンの時刻はここには反映されません。

Microsoft Defender オフラインスキャンのログファイルは、以下のフォルダにMPLog-YYYYMMDD-HHMMSS.logという形式のファイル名で保存されています。

C:\Windows\Microsoft Antimalware\Support

ご回答ありがとうございます。

もしウイルスが検出された場合、その結果は「保護の履歴」に表示されるのでしょうか？

また、「構成が変更されました」というログは正常なものなのでしょうか？

きたじま

はい、オフラインスキャンで脅威が検出された場合は、PC再起動後に通知され、「保護の履歴」に記録されるはずです。

イベントID 5007「構成が変更されました」のメッセージについてですが、Microsoftの公式ドキュメントには以下のように記載されています。

メッセージ: マルウェア対策プラットフォームの構成が変更されました。説明: Microsoft Defenderウイルス対策の構成が変更されました。このイベントが予期しない場合は、イベントがマルウェアの結果である可能性があるため、設定を確認する必要があります。

- Microsoft Learn

ご自身でオフラインスキャンを開始した場合、システムがスキャン用に再起動するために構成を変更するので、このイベントが記録されるのは正常な動作です。マルウェアの心配はありません。

念のため、より詳細に確認したい場合は、イベントログの詳細で「以前の値」と「新しい値」を比較し、どのような変更が行われたかを確認できます。

それでもご不安な場合は、Malwarebytesのようなサードパーティ製の無料スキャンツールでシステムをチェックしてみるのも良いでしょう。

Malwarebytes

ご質問の件について、ポイントを整理します。

スキャン履歴の表示について「ウイルスと脅威の防止」画面の最終スキャン日時は、オフラインスキャンの結果を反映しません。これは仕様です。詳細なスキャンログは、オオツキ様の回答にある通りC:\Windows\Microsoft Antimalware\Supportフォルダ内にあります。
「構成が変更されました」(イベントID 5007) についてこれは、オフラインスキャンを開始するためにWindowsが特別なモードへ移行する際に、自身の設定を変更するために記録される正常なログです。ユーザーが意図してスキャンを実行しているのであれば、心配する必要はありません。
脅威の確認方法オフラインスキャン中に脅威が検出・駆除された場合、Windowsの再起動後に「保護の履歴」にその旨が記録されます。ここに何も記録がなければ、問題は検出されなかったと判断して良いでしょう。