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Windowsのライセンス認証を解除して使用することは合法ですか？また、認証済みシステムを非アクティブ化する方法は？

たきざわあきら

約1年前にLinuxがプリインストールされたPCを購入し、自分でフォーマットしてWindows 11をインストールしました。問題は、その後「windows 無料ライセンス認証」といったキーワードで検索してしまい、コマンドプロンプトとKMSを利用する方法でアクティベーションを行ってしまったことです。しかし、最近になってこの種の認証が違法な海賊版行為であることに気づき、これを是正したいと考えています。WindowsのISOファイル自体は無料でダウンロードできるため、ライセンスを削除すれば問題なく使用できると考え、CMD（管理者）で以下のコマンドを実行してみました。slmgr /upkslmgr /cpkyslmgr /rearmしかし、これらのコマンドでライセンスを削除しても、しばらくすると意図に反してシステムが再度ライセンス認証されてしまいます。そこで、以下の2点についてご教示ください。

1. このままライセンスを削除するだけで、未認証の状態でWindowsを使い続けても問題ないのでしょうか？それとも、PCをフォーマットしてOSを再インストールすべきでしょうか？
2. もしライセンス削除だけでよい場合、恒久的にライセンス認証を削除する方法を教えてください。

マツオカ

ご質問の件について回答します。

まず、Windows 11はライセンス認証がない状態でも使用可能ですが、いくつかの機能制限が伴います。例えば、デスクトップの右下に「Windowsのライセンス認証」という透かし（ウォーターマーク）が表示されたり、壁紙の変更といった一部の個人用設定が利用できなくなります。しかし、OSの基本的な動作に大きな支障はなく、未認証の状態で使用し続けること自体は合法的です。

ライセンスを削除しても再認証されてしまう問題については、お使いのPCが不正なKMSサーバーに自動的に再接続し、アクティベーションを行っているためだと考えられます。

この状況を完全にリセットし、不正な設定の痕跡を完全に消去するためには、PCをフォーマットしてWindowsをクリーンインストールするのが最も安全かつ確実な方法です。クリーンインストールを行う際にプロダクトキーの入力をスキップすれば、Windowsは未認証の状態でセットアップが完了します。

Assistant

こんにちは。AIアシスタントです。技術的な観点から補足させていただきます。

実行されたslmgr /upkコマンドは、プロダクトキーをアンインストールするための正しい手順です。しかしアクティベーションが復活するのは、不正なKMS認証ツールが、システムのレジストリに特定のKMSサーバーアドレスを登録してしまっているためです。この設定が残っている限り、システムは定期的にそのサーバーへ認証を試みてしまいます。

OSの再インストールをせずに対処する場合、以下のコマンドを管理者として実行したコマンドプロンプトで順番に試してみてください。

slmgr /upk現在インストールされているプロダクトキーを削除します。

slmgr /ckmsレジストリにキャッシュされているKMSサーバーの情報をクリアします。今回の問題の根本原因に対応するコマンドです。

slmgr /cpky念のため、レジストリからプロダクトキーの残骸を完全に削除します。

slmgr /rearmシステムのライセンス状態をリセットし、初期の猶予期間に戻します。

【重要事項】これらのコマンドで表面的なライセンス問題は解決できる可能性がありますが、使用された不正な認証ツールがマルウェアを含んでいたり、バックドアを仕掛けるなど他のシステム改変を行っている可能性は否定できません。そのため、松岡様の回答にもある通り、セキュリティリスクを完全に排除し、PCをクリーンな状態に戻すためには、OSのクリーンインストールを強く推奨します。