同様の症状は、システムファイルの破損や、関連サービスの問題、またはサードパーティ製のセキュリティソフトとの競合で発生することがあります。以下の手順を順番に試してみてください。
1. 関連サービスの確認
Windows Defender ファイアウォールは、いくつかのサービスに依存して動作します。特に「ベース フィルタリング エンジン (Base Filtering Engine)」サービスが重要です。
Win + Rキーを押し、「services.msc」と入力してサービス管理ツールを開きます。- 「ベース フィルタリング エンジン」サービスを見つけ、状態が「実行中」で、スタートアップの種類が「自動」になっていることを確認してください。もし停止していれば、右クリックして「開始」を選択します。
2. システムファイルチェッカーの実行
システムファイルが破損している可能性を考慮し、修復を試みます。
- 管理者としてコマンドプロンプトまたはPowerShellを開きます。
sfc /scannow と入力し、Enterキーを押します。スキャンが完了するまで待ち、結果を確認してください。
3. ファイアウォールのリセット
ファイアウォールのポリシーを初期設定にリセットすることで、問題が解決する場合があります。
- 管理者としてコマンドプロンプトまたはPowerShellを開きます。
netsh advfirewall reset と入力し、Enterキーを押します。- PCを再起動し、ファイアウォールの状態を確認してください。
4. サードパーティ製セキュリティソフトの確認
もしMicrosoft Defender以外のウイルス対策ソフトやファイアウォールソフトをインストールしている場合、それが原因で競合が発生している可能性があります。一時的に無効にするか、専用のアンインストールツールを使用して完全に削除してから、問題が解決するか確認してみてください。