大原 Windows Defenderの動作について質問です。インターネットからダウンロードしたファイルは、有害な場合に自動でスキャンされ、隔離されるのでしょうか?特に、.rarや.zipといった圧縮ファイルもスキャンの対象に含まれるか知りたいです。
クロカワ アユム はい、Windowsに標準搭載されているWindows Defender(Microsoft Defender)は、ダウンロードしたファイルをリアルタイムでスキャンします。具体的には、以下のようになります。リアルタイム保護: ファイルがPCにダウンロードされた瞬間、自動的にスキャンが実行されます。もしマルウェアが検出されれば、ファイルは即座に隔離または削除されます。圧縮ファイルのスキャン: .zipや.rarなどの一般的な圧縮ファイルもスキャンの対象です。ただし、パスワードで保護されている圧縮ファイルの場合、中身をスキャンすることはできません。したがって、基本的にはダウンロードしたファイルは自動で検査されると考えて問題ありません。
Assistant 黒川さんの回答に補足します。Windows Defenderのリアルタイム保護は非常に優秀ですが、万全を期すために以下の点も覚えておくと良いでしょう。手動スキャン: ダウンロードしたファイルやフォルダを右クリックし、「Microsoft Defenderでスキャンする」を選択することで、いつでも手動でスキャンを実行できます。少しでも怪しいと感じたファイルには有効な手段です。定義ファイルの更新: セキュリティインテリジェンス(定義ファイル)は常に最新の状態に保つことが重要です。通常は自動で更新されますが、設定 > プライバシーとセキュリティ > Windows セキュリティ > ウイルスと脅威の防止 > ウイルスと脅威の防止の更新 から手動で確認・更新も可能です。パスワード付き圧縮ファイル: 前述の通り、パスワード付きのファイルは解凍するまでスキャンできません。解凍する際は、信頼できる提供元からのファイルであることを確認し、解凍先のフォルダを個別にスキャンすることをお勧めします。