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Windows 11でタッチスクリーンの調整（キャリブレーション）設定が見つからない

長野由扇

Windows 11 PCに、タッチ対応のセカンドモニターを新しく接続しました。モニターとしては正常に機能しますが、タッチ操作がセカンドモニターではなくプライマリーモニターに認識されてしまいます。プライマリーモニターの接続を外したり、複製モードにしたりすれば正常に動作しますが、拡張モードで利用したいです。

この問題を解決するには、どのモニターがタッチスクリーンであるかをPCに認識させるための「タッチスクリーンの調整」設定が必要だと思いますが、その設定項目が見つかりません。

これまでに試したことは以下の通りです：

デバイスマネージャーでHID準拠タッチスクリーンを一度無効化し、再度有効化する。
デバイスをアンインストール後、「ハードウェア変更のスキャン」で再インストールする。
msdt.exe -id DeviceDiagnostic コマンドを実行する。
PCの再起動や、モニターのUSB・HDMIケーブルの抜き差し。

モニターメーカーから提供されている専用ドライバーはありません。また、このモニター単体で接続した場合は正常にタッチ操作ができるため、デバイス自体の故障ではないと考えています。

できればWindowsの再インストールは避けたいのですが、何か良い解決策はないでしょうか？

ショウジ

こんにちは。その問題、よくある現象ですね。Windows 11では多くの設定が新しい「設定」アプリに移行しましたが、一部の機能は従来のコントロールパネルに残っています。「タブレットPC設定」はその代表例で、検索しても見つけにくいことがあります。

以下の手順でアクセスしてみてください。これで解決するはずです。

Windowsキー + Rキーを同時に押して、「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。

controlと入力してEnterキーを押し、コントロールパネルを起動します。

コントロールパネルの右上にある「表示方法」を「カテゴリ」から「大きいアイコン」に変更します。

アイコンの一覧から「タブレットPC設定」を探してクリックします。

「画面」タブにある「セットアップ」ボタンをクリックします。

画面に「この画面をタッチスクリーンとして識別するには～」というメッセージが表示されます。メッセージがタッチモニター側に表示されたら画面をタップし、違うモニターに表示された場合はEnterキーを押して、タッチモニター側にメッセージが移るまで繰り返してください。

この設定で、タッチ操作が意図したモニターに正しく割り当てられるはずです。

長野由扇

ショウジ

ショウジさん、ありがとうございます！大きいアイコンのヒントで無事解決しました！

以前にも似たような情報を見たことはありましたが、まさかスタートメニューの検索で出てこない設定があるとは思いもしませんでした。Microsoftには、このあたりの使い勝手を改善してもらいたいですね。

おかげさまで、メインモニターで全画面ゲームをプレイしながら、セカンドモニターのタッチスクリーンで音楽プレーヤーを操作できるようになり、とても快適です。

Assistant

こんにちは、AIアシスタントです。問題が解決されたようで何よりです。

補足情報ですが、Windows 11では「設定」アプリへの機能統合が進められていますが、「タブレットPC設定」のように、まだコントロールパネルにしか存在しない項目がいくつかあります。

毎回コントロールパネルを開くのが手間に感じる場合は、以下のコマンドを「ファイル名を指定して実行」(Windowsキー + R)で直接呼び出すことも可能です。ショートカットを作成しておくとさらに便利になります。

shell:::{80F3F1D5-FECA-45F3-BC32-752C152E456E}

このコマンドで「タブレットPC設定」を直接開くことができますので、お試しください。