Windowsのクリーンインストールを行うと、OSに標準で含まれている汎用ドライバーのみがインストールされます。PCの性能を最大限に引き出すための、マザーボードのチップセットや特定のハードウェア(サウンドカード、グラフィックカードなど)を制御するメーカー独自のドライバーは、別途手動でインストールする必要があります。
以下の手順で、必要なドライバーを正しくインストールできる可能性が高いです。
メーカーのサポートサイトへアクセス:まず、お使いのPCのメーカーであるAcerの公式サポートページにアクセスします。製品の特定:お使いのノートPCのモデル名(例: Acer One 10)またはシリアルナンバーを入力して、ご自身の製品用のダウンロードページを検索します。ドライバーのダウンロード:- 最優先:チップセットドライバー: ドライバーリストの中から、「チップセット(Chipset)」または「プラットフォームドライバー(Platform Drivers)」を見つけて、最初にダウンロード・インストールしてください。これがPCの基盤となるコンポーネントをOSに正しく認識させるための最も重要なドライバーです。
- その他のドライバー: チップセットドライバーのインストールとPCの再起動が終わったら、以下の順序で他のドライバーをインストールすることをお勧めします。
- グラフィック (VGA / Display)
- オーディオ (Audio / Sound)
- ネットワーク (LAN / Wireless LAN)
- カードリーダーなど、その他のデバイス
インストールと再起動:ダウンロードしたドライバーを一つずつインストールし、その都度PCの再起動を促された場合は指示に従ってください。特にチップセットドライバーのインストール後は再起動が不可欠です。デバイスマネージャーでの確認:すべてのドライバーをインストールした後、デバイスマネージャー
を開き、「ほかのデバイス」の項目に「不明なデバイス」が残っていないか確認してください。すべて正常に認識されていれば、問題は解決です。注意: ドライバーのダウンロードは、必ずPCメーカーの公式サイトから行ってください。非公式サイトからダウンロードすると、マルウェアが混入している危険性があります。