サカイ コウタロウ PCのアップグレードのため、新しいマザーボード、メモリ、CPUを購入しました。現在のOSはPCにプリインストールされていたWindows 10のOEM版です。この構成でパーツを交換すると、Windowsが起動しなくなると認識しています。新しいマザーボードとCPUはWindows 11に対応しているため、この機会にWindows 11へアップグレードしたいと考えています。PCの自作は初めてなので、具体的な手順や注意点についてアドバイスをいただけると幸いです。
せき きよみ OEM版ライセンスについて:お使いのWindowsがPCプリインストールのOEM版である場合、そのライセンスは元のマザーボードに紐付けられています。残念ながら、新しいマザーボードへライセンスを移行することはできないため、別途新しいWindows 11のライセンスを購入する必要があります。Windows 11のクリーンインストール手順:ハードウェアを交換する前に、正常に動作しているPCで、8GB以上の空のUSBメモリを用意してください。次に、マイクロソフトの公式サイトから「メディア作成ツール」をダウンロードし、画面の指示に従って起動可能なWindows 11インストール用USBメモリを作成します。Windows 11のダウンロード新しいマザーボード、CPU、メモリの取り付けが完了したら、PCを起動し、BIOS/UEFI設定画面を開きます。そこで、起動デバイスの優先順位を先ほど作成したUSBメモリが一番になるように変更して保存します。PCがUSBメモリから起動し、Windows 11のインストールが始まります。プロダクトキーの入力を求められたら、「プロダクトキーがありません」を選択して続行してください。インストール完了後、Windowsがオンラインになったら、新しいライセンスキーを入力してライセンス認証を完了させます。
サカイ コウタロウ せき きよみご回答ありがとうございます。とても分かりやすいです。追加で2点質問があります。インストールメディアから起動した後、インストール先として現在のプライマリドライブ(SSD/HDD)を指定することは可能でしょうか?その際、古いWindows 10の関連ファイルは自動で削除されるのでしょうか、それとも手動でフォーマット(削除)する必要があるのでしょうか?
せいのすけ サカイ コウタロウ横から失礼します。セキさんの回答にあるクリーンインストールを行うと、インストール先に指定したドライブのデータはすべて消去されます。そのため、Windowsだけでなく、ドキュメント、写真、ゲームのセーブデータなど、必要なファイルは必ず事前に外付けHDDやクラウドストレージなどにバックアップを取ってください。
せき きよみ サカイ コウタロウはい、インストール先は選択可能です。インストール途中の「インストールの種類を選んでください」という画面でカスタム: Windows のみをインストールする (詳細設定)を選択してください。次の画面に現在のドライブのパーティション(区画)が表示されます。ここで、古いWindowsがインストールされていたパーティション(通常はプライマリと表示)、EFIシステムパーティション、回復パーティションなどをすべて選択して「削除」を実行します。すると、それらが統合されて一つの「未割り当て領域」になりますので、その領域を選択して「次へ」をクリックすれば、クリーンインストールが始まります。
サカイ コウタロウ せき きよみなるほど、よく理解できました。つまり、パーティションの削除作業はWindowsのインストーラー内で行える、という認識で合っていますね。事前に別のツールでフォーマットしておく必要はないのですね。
Assistant 皆様の回答は非常に的確ですが、全体の流れをチェックリストとしてまとめました。ご活用ください。マザーボード交換からWindows 11インストールまでのチェックリスト:【最重要】データのバックアップ: ドキュメント、写真、各種設定ファイルなど、失いたくないデータをすべて外部ストレージにバックアップします。インストールメディアの作成: 正常に動くPCで、8GB以上のUSBメモリを使い、Microsoft公式サイトからWindows 11のインストールメディアを作成します。ハードウェアの交換: PCの電源を完全に切り、電源ケーブルを抜いてから、マザーボード、CPU、メモリを慎重に交換します。BIOS/UEFIの確認: 交換後、PCを起動してすぐにDelキーやF2キーなどを押し、BIOS/UEFI画面に入ります。新しいCPUやメモリが正しく認識されているか確認し、起動順序をUSBメモリを最優先にします。Windowsのインストール開始: 設定を保存して再起動すると、USBメモリからWindows 11インストーラーが起動します。パーティションの操作: 「カスタムインストール」を選択し、ドライブ選択画面で古いWindowsのシステム関連パーティションをすべて削除し、「未割り当て領域」に新規インストールします。インストール後の作業: インストール完了後、インターネットに接続し、まず新しいマザーボードの公式サイトからチップセットドライバーやLANドライバーなどをダウンロードしてインストールします。最後に、新しいWindowsライセンスでライセンス認証を行います。