レジストリエディタによる手動設定手順
以下の手順でレジストリを直接編集することで、コンテキストメニューに「コマンドプロンプトをここで開く」を追加できます。注意:レジストリの編集はシステムの動作に影響を与える可能性があるため、自己責任でお願いします。
Win + Rキーを押し、「ファイル名を指定して実行」ダイアログにregeditと入力してレジストリエディタを開きます。
1. フォルダの背景で右クリックした場合の設定
下記パスに移動します:HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\Background\shell
shellキーを右クリックし、「新規」→「キー」を選択。キー名をcmd_promptなどにします。
作成したcmd_promptキーを選択し、右側のペインにある「(既定)」をダブルクリックして、値のデータに「コマンドプロンプトをここで開く」と入力します。これがメニューに表示されるテキストです。
(任意)アイコンを設定する場合:cmd_promptキーを右クリックし、「新規」→「文字列値」を選択。名前をIconとし、値のデータにcmd.exeと入力します。
cmd_promptキーを右クリックし、「新規」→「キー」を選択。キー名をcommandとします。
作成したcommandキーを選択し、右側の「(既定)」をダブルクリックして、値のデータにcmd.exe /s /k pushd "%V"と入力します。
2. フォルダ自体を右クリックした場合の設定
下記パスに移動します:HKEY_CLASSES_ROOT\Directory\shell
その後は、上記の手順(a)〜(e)と全く同じ操作を繰り返します。
以上の設定後、エクスプローラーで右クリックすると項目が追加されているはずです。Windows 11の新しいコンテキストメニューでは、「その他のオプションを表示」の中に格納される場合があります。