クリーンインストールは最も確実な方法ですが、より手軽にMicrosoftアカウントの要求を回避する方法もあります。
方法1:インターネット接続を切断する
Windowsのセットアップ中にインターネット接続を求められた際、意図的に接続しないでください。
- Wi-Fiの選択画面では、左下にある「インターネットに接続していません」や「制限された設定で続行」といったリンクを選択します。
- 有線LANの場合は、LANケーブルを抜いておきます。
オフライン状態では、Microsoftアカウントの代わりにローカルアカウントを作成するオプションが表示されます。
方法2:ダミーのアカウント情報でエラーを発生させる
上記の方法でうまくいかない場合、以下の手順を試してみてください。
Microsoftアカウントのメールアドレス入力欄に、no@thankyou.com
や a@a.com
のような、明らかに存在しないメールアドレスを入力します。次のパスワード入力画面では、123
のような適当な文字列を入力して「サインイン」をクリックします。当然ながら認証は失敗し、「問題が発生しました」といったエラーメッセージが表示されます。このエラー画面の後、「次へ」ボタンを押すと、多くの場合ローカルアカウントを作成する画面に移行できます。これらの方法を使えば、OSを再インストールする手間なく、譲渡の準備を完了させることができます。