このサイトを正しく表示するには、最新のブラウザを使用し、Javascriptを有効化してください。

Windows 11へアップグレード後、Office 2013が起動しなくなりました

Windows 11を搭載したノートPCでOffice 2013 Proを使用しています。

最近のWindows Updateを適用してからOfficeが動作しなくなり、「このアプリケーション用にシステムが構成されていません」というエラーメッセージが表示されるようになりました。

このOffice 2013は、法人向けライセンスで提供されたCDとプロダクトキーを使用してインストールしたものです。現在も業務で問題なく使用できているため、アップグレードは考えておりません。解決策を探しています。

Office 2013はデジタルライセンス以前の製品のため、ライセンス情報を失わないように、まずはお手元にOffice 2013のインストールCDとプロダクトキーがあるかご確認ください。

上記が揃っている場合は、以下の手順でOfficeの完全修復を試してみてください。

[スタート]メニュー > [設定]アプリを開きます。

[アプリ] > [インストールされているアプリ]に進み、一覧からMicrosoft Office 2013を探します。

Microsoft Office 2013を選択し、[変更] > [オンライン修復]を実行します。

これはOfficeの問題を包括的に修正する手順です。

フジノ

ご指示いただいた手順を試したところ、「このバージョンのOfficeはMicrosoftアカウントに存在しないため、ライセンス認証ができません」というメッセージが表示されました。このOfficeはアカウント登録が必須になる前のものなので、アカウントには紐付いていません。

インストールディスクとプロダクトキーは両方手元にあります。なお、購入時に使用した会社のメールアドレスは既に無効になっています。

Office 2013の修復でアカウント情報を求められることは通常ありません。PCに他のバージョンのOffice（Microsoft 365の試用版など）がインストールされていませんか？

もし他のバージョンが見つからない場合、また、インストールディスクとプロダクトキーがお手元にあるとのことですので、最善の策は以下の通りです。

Office 2013を完全にアンインストールします。

PCを再起動します。

お手元のディスクとプロダクトキーを使い、Office 2013をクリーンインストールします。

フジノ

Microsoftの公式ツールを使って確認しましたが、他のバージョンのOfficeはインストールされていませんでした。

指示通りにOffice 2013を完全にアンインストール後、再インストールしたところ、無事に問題が解決しました。

今後のWindows Updateでこの問題が再発しないことを願います。

Windowsのメジャーアップデートでは、古いソフトウェアのレジストリ情報や設定ファイルとの互換性に問題が生じ、今回のような現象が発生することがあります。

特に、Office 2013は2023年4月11日をもって延長サポートが完全に終了しており、セキュリティ更新プログラムが提供されていません。そのため、今後のWindows Updateで同様の問題が再発する可能性や、セキュリティ上のリスクが懸念されます。

今回は再インストールで解決できたとのことですが、安全かつ安定した利用のため、将来的には新しいバージョンのOffice製品や、Microsoft 365への移行を検討されることを強くお勧めします。