すでに多くのソフトウェア的な対処法を試されているようですね。インプレースアップグレードを行う前に、システムファイルの破損をより強力にチェック・修復するDISM
コマンドの実行と、ハードウェア(特にメモリ)のテストを試す価値があるかもしれません。
1. DISMコマンドによるシステムイメージの修復
sfc /scannow
で問題が見つからなかった場合でも、その参照元であるコンポーネントストアが破損している可能性があります。以下のコマンドを管理者として実行したコマンドプロンプトまたはPowerShellで、上から順に実行してみてください。
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
(破損をチェックします)DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
(より詳細にスキャンします)DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
(破損が見つかった場合に修復します)2. メモリ診断の実行
断続的なクラッシュやフリーズは、メモリモジュールの不具合が原因で発生する典型的な症状の一つです。ソフトウェアのリセットでは解決しません。
- Windows メモリ診断: スタートメニューで「Windows メモリ診断」を検索して実行します。次回の再起動時にテストが開始されます。
- MemTest86: より徹底的なテストを行う場合は、USBメモリから起動する「MemTest86」というツールが有効です。数時間(可能であれば一晩)実行してエラーが出ないか確認することをお勧めします。
これらの手順でハードウェアに起因する問題でないことを切り分けることで、より的確な次のステップに進むことができます。