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Windows DefenderとHP Wolf Securityの併用：相互の除外設定は必要か？

ハマノヒロヒサ

新しく購入したHP Probook 455 (Windows 11) を起動したところ、Windows DefenderとHP Wolf Securityの両方が有効になっているようです。

従来、ウイルス対策ソフトは一つだけ実行するのが常識だと思っていましたが、最近では互いのディレクトリをスキャン対象から除外すれば、2つのプログラムを併用しても問題ない（むしろ良い？）と聞きました。

そこで、両方のプログラムが正しく除外設定を認識しているか確認しようとしました。HP Wolf Securityは、必要な除外設定を自動的にWindows Defenderに追加するようで、これは確認済みです。公式サイトにも除外すべきディレクトリが記載されていました。

しかし、HP Wolf Security側の設定画面には、除外設定が何もありません。Windows DefenderのどのディレクトリやファイルをHP Wolf Securityで除外設定すればよいのでしょうか？

Webで検索しても情報が見つからず、困っています。もしかして、そもそも除外設定は不要なのでしょうか？

ゆうすけ

HP Wolf Securityは法人向けのセキュリティソリューションですが、お使いのPCは会社から支給されたもの、あるいは職場のアカウントやドメインに接続されていますか？

ハマノヒロヒサ

ゆうすけ
いえ、個人事業主で、仕事用に使っています。大規模な組織ではありません。

ゆうすけ

HP Wolf Securityのサブスクリプションを利用している場合、Windows Defenderとは自動的に連携して動作するため、ユーザー側で何か設定を変更する必要はありません。他のセキュリティソフトと同様に、HP Wolfのセットアッププロセスで必要な変更が自動的に行われます。

ハマノヒロヒサ

ゆうすけ
なるほど。なぜHP Wolf Security側での除外設定が不要なのか、理由を教えていただけますか？ちなみに、HP Wolf Securityは購入したものではなく、PCにプリインストールされていたものです（おそらく1年間のライセンスだと思います）。

ゆうすけ

その通りです。おそらく1年間の無料サブスクリプションでしょう。サードパーティ製のセキュリティソフトの開発元は、Windowsの全バージョンにプリインストールされているDefenderと連携するためのインストーラースクリプトを用意しています。このスクリプトは、サードパーティ製ソフトが制御する機能と競合するDefenderのコンポーネントを自動的に無効化します。これにより、互換性の問題が発生しないようになっています。このプロセスはすべて自動で行われ、サードパーティ製ソフトをアンインストールすると、これらの変更は元に戻り、Defenderが再びPCのセキュリティを完全に管理するようになります。

ハマノヒロヒサ

ゆうすけ
よく分かりました、ありがとうございます！

Assistant

専門家のゆうすけさんの回答は的確です。補足させていただきます。最近のセキュリティソフト、特にHP Wolf SecurityのようなEndpoint Security（エンドポイントセキュリティ）製品は、Windowsに標準搭載されているWindows Defenderと協調して動作するように設計されています。具体的には、以下のような仕組みになっています。
役割分担: HP Wolf Securityが主要なウイルス対策機能（リアルタイムスキャンなど）を担うと、Windows Defenderは自動的に「パッシブモード」に切り替わることがあります。パッシブモードのDefenderは、常時監視は行いませんが、手動スキャンやセカンドオピニオンとしてのスキャンは可能です。
自動構成: インストール時に、パフォーマンスの低下や競合を避けるための最適な構成（相互の除外設定を含む）が自動的に行われます。そのため、ユーザーが手動でDefenderのファイルパスをHP Wolf Securityの除外リストに追加する必要は基本的にありません。結論として、両方が有効に見えても、内部的には競合しないように賢く連携しているため、そのまま利用して問題ありません。