外部モニターで正常に表示できるようになったので、以下の切り分けを試してみてください。
1. ディスプレイドライバーの再インストール
スタートメニューで「デバイスマネージャー」と検索して開きます。
「ディスプレイ アダプター」の項目を展開し、表示される各アダプターを右クリックして「デバイスのアンインストール」を選択します。
PCを再起動します。
これにより、内蔵スクリーンと外部モニターの両方を制御しているドライバーがリフレッシュされます。
2. セーフモードでの起動テスト
上記で解決しない場合、セーフモードで起動して問題が再現するか確認します。
スタートメニューで「msconfig」と検索し、「システム構成」を管理者として開きます。
「ブート」タブをクリックします。
「セーフブート」にチェックを入れます。
「OK」をクリックしてPCを再起動します。
この操作で一度だけセーフモードで起動します。セーフモードでは基本的なドライバーのみが使用されます。数分間様子を見て、ちらつきが発生するか確認してください。再起動すれば通常のモードに戻ります。
結果の分析:
- Windowsが起動する前(BIOS画面など)からちらつく場合: ハードウェアまたはファームウェア(BIOS)の問題です。
- ドライバーの再インストールで解決した場合: ドライバーの破損が原因だったと考えられます。
- セーフモードでもちらつく場合: ハードウェアまたはファームウェアの問題である可能性が非常に高いです。
- セーフモードでは正常に動作する場合: ハードウェアの問題も考えられますが、ドライバーの問題である可能性が残ります。この場合は、デバイスマネージャーから「ドライバーのロールバック」や「ドライバーの更新」を試してください。
ハードウェアの問題が疑われる場合:
最後の手段としてBIOSのアップデートがありますが、これはPCが起動不能になるリスクを伴います。
強く疑われるのは、ノートPCの液晶パネルを制御する電子部品の故障です。これは典型的な故障の症状です。