コマンドプロンプトでの操作で解決しない場合、レジストリに古いアカウント情報が残っていることが原因と考えられます。以下の手順でレジストリを直接編集することで、問題を解決できる可能性があります。
警告:レジストリの編集はシステムに深刻な影響を与える可能性があります。操作を行う前に、必ずシステムの復元ポイントを作成するか、レジストリ全体のバックアップを取ってください。
1. レジストリエディタの起動
Windowsキー + R
を押して「ファイル名を指定して実行」ダイアログを開きます。regedit
と入力してEnterキーを押し、レジストリエディタを起動します。 2. 該当キーの確認と削除
レジストリエディタの上部にあるアドレスバーに、以下のパスをコピー&ペーストして移動します。HKEY_USERS\.DEFAULT\Software\Microsoft\IdentityCRL\StoredIdentities
左側のツリーでStoredIdentities
キーを展開すると、複数のサブキー(フォルダ)が表示されます。 各サブキーを一つずつクリックし、右側のペインに表示されるデータの中からUserEmail
という名前の値を探します。その値が、問題となっているMicrosoftアカウントのメールアドレスと一致するものを特定してください。該当するメールアドレスが見つかったら、その親であるサブキー(左側のツリーにあるフォルダ)を右クリックし、「削除」を選択します。3. PCの再起動
レジストリキーの削除後、PCを再起動してください。再起動が完了したら、再度Windowsの設定からMicrosoftアカウントの追加を試みてください。