問題の要約と解決策
このスレッドで解決された問題は、手動で作成したEFIシステムパーティション(ESP)のIDが不適切だったために、Windows Update (KB5049981) が失敗するというものでした。
特に、ディスクの換装後にBCDBoot
などでブート環境を再構築した場合にこの現象が発生することがあります。Windows Updateはシステムパーティションを正しく認識する必要があり、IDが違うと更新プロセスが失敗します。
【解決策】
解決策は、diskpart
ユーティリティを使用して、対象パーティションに正しいIDを設定することです。質問者(イナさん)のケースでは、以下のコマンドで問題が解決しました。
手順:
管理者としてコマンドプロンプトまたはPowerShellを起動します。
diskpart
と入力し、DiskPartユーティリティを起動します。
list disk
で、Windowsがインストールされているディスクを確認します。
select disk [ディスク番号]
で、対象のディスクを選択します。
list part
で、EFIパーティションを確認します。(通常、サイズが100MB~500MB程度で、システムと表示されます)
select part [パーティション番号]
で、EFIパーティションを選択します。
以下の2つのコマンドを実行して、正しいIDと属性を設定します。
set id=c12a7328-f81f-11d2-ba4b-00a0c93ec93b
gpt attributes=0X8000000000000000
exit
でDiskPartを終了します。
この操作の後、Windows Updateを再試行することで、問題が解決する可能性が高いです。