エラーコード0xc0000225
のブルースクリーンエラー、承知いたしました。SSDの問題を診断し、PCを復旧させるための一連の手順をご案内します。
ステップ1:BIOS設定の確認
- PCを再起動し、メーカー指定のキー(例:
F2
, DEL
, ESC
)を押してBIOSセットアップ画面に入ります。 Advanced
またはBoot
タブに移動します。- SATAモードが
AHCI
に設定されていることを確認してください。もし異なる設定(例:RAID, IDE)になっている場合は、AHCIに変更します。 - 設定を保存してBIOSを終了します。
- 免責事項: BIOS設定を変更する前には、万が一のデータ損失を防ぐため、必ずすべての個人ファイルをバックアップしてください。
ステップ2:コマンドプロンプトを使用したディスクのチェック
- Windows 11のインストールUSBから起動します。
- 言語選択画面の後、左下の「コンピューターを修復する」を選択します。
- 「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」の順に進みます。
- コマンドプロンプトで、以下のコマンドを順番に入力し、各コマンドの後にEnterキーを押します。
diskpart
list disk
- ディスクの一覧が表示されます。SSDが(通常はディスク0として)表示されるか確認してください。表示される場合は、続けて以下のコマンドを実行します。
select disk 0
list partition
select partition 1
※ディスク番号とパーティション番号はご自身の環境に合わせてください。
assign letter=C
exit
- Diskpartを抜けたら、チェックディスクを実行します。
chkdsk C: /f
ステップ3:ブート構成データ(BCD)の再構築
同じくコマンドプロンプトで、以下のコマンドを順番に実行します。これにより、Windowsの起動情報が修復される場合があります。
bootrec /fixmbr
bootrec /fixboot
bootrec /scanos
bootrec /rebuildbcd
ステップ4:Diskpartを使用したSSDの初期化(最終手段)
注意:この操作はSSD上の全データを消去します。Windowsの再インストールを覚悟している場合のみお試しください。コマンドプロンプトで以下を実行します。
diskpart
list disk
select disk 0
clean
create partition primary
format fs=ntfs quick
assign letter=C
exit
これらの手順をすべて試しても問題が解決しない場合、SSD自体の物理的な故障やマザーボードとの接続不良など、ハードウェアに深刻な問題がある可能性が考えられます。その際は、ASUSの公式サポートに連絡し、専門的な診断を依頼することをお勧めします。