アップデート後のライセンス認証問題でお困りのようですね。以下の解決策を順番にお試しください。
1. プロダクトキーの確認と再入力
- キーの確認: リテール版を購入した場合、購入時のメールや製品パッケージに記載されている25桁のプロダクトキーをご確認ください。Microsoftアカウント経由のデジタルライセンスの場合、アカウントにライセンスが紐づいているか確認します。
- 状態の確認: [設定] > [システム] > [ライセンス認証] を開き、現在の状態を確認します。
2. コマンドプロンプトによる手動認証
管理者としてコマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを一行ずつ実行します。YOUR_PRODUCT_KEY
の部分は、お持ちのプロダクトキーに置き換えてください。
slmgr /ipk YOUR_PRODUCT_KEY
slmgr /ato
コマンド成功後、PCを再起動してください。
3. ライセンス関連ファイルのコンポーネントリセット
ライセンスファイルが破損している可能性も考えられます。以下のコマンドを順番に実行してください。
net stop sppsvc
cd %windir%\System32\spp
rename Store\2.0\tokens.dat tokens.bak
net start sppsvc
slmgr /ipk YOUR_PRODUCT_KEY
slmgr /ato
4. システムの日時設定の確認
まれに、PCの日時設定がずれていると認証に失敗します。[設定] > [時刻と言語] > [日付と時刻] を開き、「時刻を自動的に設定する」と「タイムゾーンを自動的に設定する」がオンになっていることを確認してください。
5. Windowsの上書き(修復)インストール
上記すべてで解決しない場合、Windowsのシステムを修復します。この方法では、ファイルやアプリは保持されます。
Windows 11 メディア作成ツールを公式サイトからダウンロードし、インストールメディア(USBメモリなど)を作成します。作成したメディアを開き、setup.exe
を実行して「このPCを今すぐアップグレードする」を選択します。6. Microsoft サポートへの問い合わせ
それでも認証ができない場合、Microsoftのサポートに直接問い合わせることをお勧めします。購入証明(レシートや注文確認メールなど)を手元に準備しておくと、やり取りがスムーズです。
問題の原因について
最近、同様の報告が複数寄せられています。アップデートによってライセンス関連ファイルが破損したり、ハードウェア構成とMicrosoftの認証サーバーとの連携に一時的な問題が生じたりすることが原因と考えられます。ご安心ください、お持ちのライセンスは有効であり、これは解決可能なソフトウェアの問題です。