まず、Windows 11のISOファイルをダウンロードし、Dドライブなどに展開します。次に、管理者権限でコマンドプロンプトを起動し、以下のコマンドを実行してISOに含まれるイメージの情報を確認します。ISO内のイメージファイルがinstall.esdかinstall.wimかによって、コマンドを使い分けてください。
Dism.exe /Get-ImageInfo /ImageFile:D:\sources\install.esdまたはDism.exe /Get-ImageInfo /ImageFile:D:\sources\install.wim
次のような情報が出力されます。Pro版のインデックス番号(この例では6)を控えてください。
インデックス: 1名前: Windows 11 Home...インデックス: 6名前: Windows 11 Pro...
控えたインデックス番号(例:6)を使い、以下のコマンドでPro版のイメージだけを抽出して、新しいWIMファイルを作成します。
Dism.exe /Export-Image /SourceImageFile:"D:\sources\install.esd" /SourceIndex:6 /DestinationImageFile:"C:\install.wim" /Bootable /CheckIntegrity
抽出が完了したら、元のD:\sources\フォルダにあるinstall.esd(またはinstall.wim)を削除し、代わりにCドライブに作成された新しいinstall.wimをD:\sources\にコピーします。最後に、ImgBurnのようなツールで編集したフォルダから新しいISOファイルを作成し、RufusなどのソフトでブータブルUSBメモリを作成すれば、Pro版のみがインストールされるようになります。