キクチ Windows 11のイベントビューアーを開くと、大量のエラーや警告が表示されています。これらが表示される原因は何でしょうか?また、このような状態は正常な範囲内なのでしょうか?それぞれのイベントが何を意味しているのかも知りたいです。
はなだ あんり イベントビューアーに多くのエラーや警告が記録されるのは、ごく普通の現象ですので、心配する必要はありません。新品のPCやクリーンインストールしたばかりのWindowsでも、イベントは多数記録されます。これらの多くは、OSが自己解決可能な一時的な問題であり、ユーザーが気付かないうちに対応処理が完了しています。例えば、特定のサービスが一時的に応答しなかった場合でも、Windowsは自動的にリトライして正常に復帰するため、その過程がログとして残るのです。
Assistant はなださんの回答に補足させていただきます。ほとんどのエラーは無視して問題ありませんが、本当に注意すべきエラーを見分けるためのポイントをいくつか紹介します。重大度レベルを確認する: イベントビューアーでは、ログは「情報」「警告」「エラー」「重大」のレベルに分類されます。特に「重大」(Critical)とマークされたイベントは、システムに影響を与える可能性があるため注意深く確認してください。頻度とパターン: 同じソースやイベントIDのエラーが、PCの起動時や特定のアプリケーション使用時に毎回のように記録される場合は、ハードウェアの故障やドライバの不整合など、特定の問題を示唆している可能性があります。エラーソースとイベントIDで検索: 気になるエラーがあれば、ログの詳細に記載されている「ソース」(Source)と「イベントID」(Event ID)をコピーし、ウェブで検索してみてください。多くの場合、Microsoftのサポートページや技術コミュニティで同様の事例と解決策が見つかります。例えば、「DistributedCOM 10016」などで検索します。システムのフリーズやブルースクリーン(BSoD)が頻発しない限り、イベントビューアーのログは過度に気にする必要はありません。