Windows Update Medic Service (WaaSMedicSvc) は、Windows Updateコンポーネントを修復・保護するために設計されているため、通常のサービス無効化手順では自動的に再有効化されます。これを恒久的に停止するには、レジストリの操作が必要です。
最も一般的な方法は、サービスのスタートアップ種類を「無効」に変更することです。ただし、これには権限の変更が必要になる場合があります。
手順:
regedit
を管理者として実行します。HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\WaaSMedicSvc
に移動します。右ペインにあるStart
というDWORD値をダブルクリックし、値を 4 (無効) に変更します。もし「アクセスが拒否されました」とエラーが出る場合は、WaaSMedicSvc
キーを右クリックし、「アクセス許可」からキーの所有者を自分自身に変更し、フルコントロール権限を自分に与える必要があります。
より強制的な方法として、サービス自体を削除することも可能です。管理者権限のコマンドプロンプトで sc.exe delete WaaSMedicSvc
を実行します。ただし、この操作はシステムの不安定化を招くリスクが高いため、実行前に必ずreg export
コマンドで該当キーのバックアップを取得してください。
注意:Windows Updateを長期間停止すると、セキュリティリスクが増大し、将来的な機能更新プログラムの適用に失敗する可能性があります。リスクを理解した上で操作を行ってください。