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Windows 11でXbox Game Barのシステムファイルを削除後、起動不可に

現在Windows 11を使用しています。Xbox Game Barに問題が発生したため、タスクマネージャー経由でGame Barの関連ファイルを直接アンインストールしてしまいました。これが原因で、現在どのような手段を試してもアプリが全く起動しない状態です。

アプリはインストール済みと表示されているにもかかわらず、アプリアイコンのクリックやショートカットキー(Windowsキー + G)を押しても、一切反応がありません。

これまでに試した解決策は以下の通りです。

システムファイルチェッカー(SFC)の実行:管理者権限のコマンドプロンプトでsfc /scannowを実行し、システムファイルをスキャン・修復。

DISMによるイメージの修復:管理者権限のコマンドプロンプトでDISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealthを実行し、Windowsイメージを修復。

PowerShellによる再インストール:管理者権限のPowerShellでGet-AppxPackage *xboxapp* | Remove-AppxPackageコマンドを実行後、Microsoft Storeから再インストール。

Windows Updateの確認:設定から利用可能なすべての更新プログラムをインストール。

新規ローカルユーザープロファイルの作成。

個人用ファイルを保持した状態でのPCのリセット。

上記すべてを試しましたが、状況は改善しませんでした。他に何か試せることはありますか？それとも、完全な初期化（クリーンインストール）を行うしかないのでしょうか？

ご提示の解決策をすべて試された上で改善しない状況、承知いたしました。クリーンインストールを行う前に、最終手段としてインプレースアップグレードを試すことを強くお勧めします。この操作は個人用ファイルとアプリを保持したまま、Windowsシステムのみを上書き修復するものです。

手順：

まず、データの損失を防ぐため、重要な個人データをUSBメモリや外付けHDDなどにバックアップしてください。

8GB以上の空き容量があるUSBメモリを準備します。（このUSBメモリは初期化されるため、バックアップ用とは別のものを使用してください）

Windows 11のダウンロードページにアクセスし、「Windows 11 インストールメディアを作成する」の「今すぐダウンロード」からメディア作成ツールを実行します。

ツールが起動したら、指示に従い「USBフラッシュドライブ」を選択し、準備したUSBメモリを指定してインストールメディアを作成します。

作成完了後、エクスプローラーでUSBメモリを開き、中にあるsetup.exeを実行します。

インストーラーの指示に従い、「引き継ぐものを選択」の画面で「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」が選択されていることを確認して、インストールを続行します。

詳細な手順については、こちらのサポート記事の「インストールメディアを使用して Windows 11 を再インストールする」セクションもご参照ください。

免責事項: 上記はファイルやアプリケーションを削除せずに行える修復インストールですが、システムに大きな変更を加える操作です。万が一に備え、作業前には必ず重要なデータのバックアップを取得してください。

PowerShellでのアンインストールを試されたとのことですが、使用されたコマンドではXbox Game Barの本体である「Gaming Overlay」パッケージが完全に削除できていない可能性があります。

インプレースアップグレードの前に、より正確なアンインストールを試してみてください。

管理者としてPowerShellを起動します。

以下のコマンドを実行して、Xbox Game Bar（Gaming Overlay）を正確にアンインストールします。Get-AppxPackage Microsoft.XboxGamingOverlay | Remove-AppxPackage

コマンド実行後、PCを再起動します。

Microsoft Storeアプリを開き、再度「Xbox Game Bar」を検索してインストールを実行してください。

以前の*xboxapp*というワイルドカードでは、関連コンポーネントが一部残存してしまい、不具合の原因となっていた可能性があります。こちらの正確なパッケージ名を指定したコマンドで、問題が解決するかご確認ください。