リモートデスクトップ接続で混乱しやすいポイントについて解説します。
まず、Windowsへのサインインに使うPINコードは、そのPCデバイスでのみ有効な簡易的な暗証番号です。リモートデスクトップ接続のようなネットワーク経由の認証では、PINコードは使用できません。代わりに、アカウントに紐づくパスワードが必要になります。
お使いのアカウントが「Microsoftアカウント」か「ローカルアカウント」かによって対処法が異なります。
アカウント種類の確認方法:[設定] > [アカウント] > [ユーザーの情報]の順に開いて確認します。アカウント名の下にメールアドレスが表示されていればMicrosoftアカウント、表示されていなければローカルアカウントです。
- Microsoftアカウントの場合:リモートデスクトップでは、そのMicrosoftアカウントのパスワードを入力します。もしパスワードを忘れてしまった場合や、設定した覚えがない場合は、Microsoftの公式サイトでパスワードをリセットまたは再設定してください。
- ローカルアカウントの場合:もしPCにログインするためのパスワードを設定していない場合、リモート接続用にパスワードを作成する必要があります。[設定] > [アカウント] > [サインイン オプション] > [パスワード]から新しいパスワードを設定してください。設定後、リモートデスクトップでは、ユーザー名(アカウント名)とその新しいパスワードでログインします。
まずはご自身のアカウントの種類を確認し、対応するパスワードで再度ログインを試みてください。